1128タナゴとメダカたち
メダカは他の魚との混泳にはとても適しています。屋外飼育の場合では、タナゴやドジョウ、ヌマエビなど種類は限られますが、問題なく混泳が楽しめます。もちろん、ナマズなどのメダカを食べてしまうような魚などとは混泳できませんが、メダカが原因で混泳できないということはまずありません。つまり、屋外飼育の場合は、通常、メダカが一番小さな魚となりますので、他の魚がメダカとの混泳を許してくれれば大丈夫というような感じです。
また、屋内飼育のアクアリウムなどでも、体長が同じくらいのカラシン系(ネオンテトラなど)などとは混泳ができます。ただ熱帯魚との混泳になると残念ですがメダカが目立たなくなり主役にはなれません。
このようにメダカはとても混泳に適した魚ですが、注意点があります。
「メダカといえども、自分より小さな魚は襲う」ということです。卵や生まれたばかりの稚魚がメダカの前にあれば、確実に追いかけます。そして口に入る大きさならもちろん食べてしまいます。メダカの成魚(4cmクラス)が、例えば自分より小さい同じメダカ類の熱帯魚であるアフリカンランプアイなどを追い掛け回す様子を見たこともあります。(混泳できないというほどではありませんが。)
しかし、総じてメダカは混泳に適した魚なので、ぜひ、他の魚種と一緒に飼育をして楽しんでください。
以前にも書きましたが、我がメダカ池では水の上層にメダカ、中層にタナゴ、下層にドジョウ、淡水エビ類を混泳させて飼育を楽しんでいます。
1128タナゴとブチメダカ
1128スジエビとメダカたち