0819ウォータバコパとアオウキクサが繁る
昨日、逃走したクサガメ亀太は、まだ見つかっていません。どこ行ってしまったのでしょうか。懸命の捜索中です。
さて、今日はメダカ飼育における水草の効能についてです。
水草にもいろいろ種類があります。そして、その形態も様々です。アマゾン・フロッグピットやホテイ草に代表される浮き草や、ウリカワやスイレンなど直接、土に植える水性植物もあります。これらの水草はメダカ飼育にどのように役立っているのでしょうか。
まず一つ目の効能は、メダカの生息環境を自然に近づけているという点です。メダカにとっては水草があることにより、身を隠したり、直射日光をよけたりすることができます。そして二つめは、光合成を行うことにより、餌やふんが分解して発生する炭酸ガスなどを吸収して酸素を供給し、水質浄化にも役立っているということです。
三つ目は、飼育環境を美しく演出してくれるということです。水草がある飼育容器と、なにも水草がない飼育容器では、メダカを飼うモチベーションが違ってきます。もちろん、メダカにとっても水草がない飼育容器は身を隠すことができないためストレスがたまる環境となってしまいます。また、水草の多くが花を咲かせますので、メダカ+α(アルファ)でメダカ飼育がより楽しくなることでしょう。
また、あまり水草が多すぎると逆にメダカにとっては悪環境となりますが、適度な水草はメダカの卵が親に食べられずに自然に孵化し繁殖していくためにも役立ちます。私の場合はメダカ池で飼育しているメダカの卵は、タナゴやドジョウなど他にも多くの生き物がいるため繁殖のために採卵後は別の容器で育てていますが、市販の野外用水槽(ヒメダカを5匹飼育中)では、アオウキクサとウォーターバコパの葉が繁っているためメダカの稚魚が逃げて隠れる場所があり、自然に繁殖し増えてきています。
この時期、水温が上昇し、浮き草が繁殖しすぎるため間引いた話を以前、書きましたが、適度に水草を残しておくことも大事ということです。
0819成長してきたメダカの稚魚