1026のっそりスジエビと黒メダカ
今日はお昼頃から雨が降り出しましたが、今は(午後9時頃)止んでいます。
ということで、雨が止んでいる合間をぬって懐中電灯を持ってメダカ池を覗いてきました。
久しぶりの夜の観察です。
観察する前は、気温の下降に比例して水温も徐々に下がってきているため、そろそろメダカ池の生き物たちも動きが鈍くなってきているのではないかと思っていたのですが、そんな様子は全然ありませんでした。

メダカ池の生き物で特に活発に動いていたのがスジシマドジョウとヒドジョウです。
これらのドジョウたちは、あちらこちらに移動しながら一生懸命に泥を口の中に取り込み有機物を食べているのでした。鰓から吐き出される有機物を濾した残りの泥でドジョウたちの周りが濁るほどです。
メダカたちは、ドジョウたちと比べるとマイペースでのんびりと池の中を泳いでいました。
ドジョウたちが巻き上げる泥が迷惑そうな感じです。
そして、体長がメダカより大きいスジエビの大将は、我が物顔で、のそりのそりと池の中を動いているのでした。ドジョウやメダカたちが近くにきても、動じることのないこのスジエビは「メダカ池の主」である巨大ヒドジョウの後釜候補でしょう。
メダカ池の生き物の中で一番、動きがなかったのがタナゴたちです。昼間、動きすぎたのか、面倒くさいのか同じ場所に佇んで瞑想に耽っているのでした。
メダカ池の観察もまだまだ楽しめそうです。
秋の夜長はおもったよりも観察に適しているのかもね。
(写真が不鮮明ですみません。夜の写真は難しいですね。)
1026泥から有機物を捕食するスジシマドジョウ