0601卵を食べるヒメダカ
ヒメスイレンの屋外飼育水槽を観察していたら1匹のヒメダカが前後左右にせわしなく動くなど何やら怪しい動きをしています。よく見てみると口に何かをくわえて振り回しています。
ヒメダカが口にくわえている物体は・・・・何と、メダカの受精卵でした。
数個が一緒になっている卵を食べようとしてその1つの卵に喰いつき、他の卵が離れないため振り落とそうとしているのです。卵には目のようなものが見えますから、孵化直前の卵のようです。
メダカはこのように、自分の卵であろうと成魚になれば餌として食べてしまいます。
メダカの稚魚が自然に孵化して成長していくためには、屋外飼育容器では十分な広さと豊富な水草が必要となります。そうすれば数多くはありませんが、産み付けられた卵の中から無事に成長していくメダカも出てきます。
受精卵を確実に孵化させる秘訣は、成魚とは別の容器に移すことです。
現在、私は屋内で孵化させたメダカの稚魚を飼育していますが、屋外容器に入れていたホテイ草も増えてきたため、卵を産み付けられたホテイ草をそのまま別の屋外容器に移して孵化させることとしました。屋外に置くため、時々、ボウフラの除去・駆除が必要となりますが、稚魚の孵化と成長を楽しみにしばらくがんばってみます。
(ボウフラをスポイトで吸い込んで除去するのですが、これがなかなか手間なのですよね。茶漉しですくってもいいのですが、メダカの稚魚が増えてくると稚魚もすくってしまうので使えなくなってしまうし・・・。気にしないことが一番かも)
0601新しい孵化用水槽