分別・・・考えること。世間的な経験・識見などから出る考え・判断。(広辞苑より)

昨日、ある施設の屋外駐車場の脇のコンクリートで固められた小さな池(調整池?)をなにげなく覗くと、その池に面白い生き物(昆虫)を発見しました。その昆虫は水の中をせわしなく旋回しながら動き回り、時々、水面まであがっては呼吸をしてはまた水に潜り、再び旋回するなどひと時も休まず動き回っています。それも1匹だけではなく数匹いました。
体長は2cm程度だと思います。ミズスマシよりは大きな感じですし、体の回りに黄褐色の縁取りがあるのでゲンゴロウの仲間でしょうか。残念ながら池の周りが金網で囲まれているのでこれ以上近づけないため種類の特定ができませんでした。
そして、その池をさらによく見ると泥の上をゆっくりとアメリカザリガニが動いていました。かなり大きな個体で、さながら王者の風格です。
そして、シオカラトンボも飛んできています。
駐車場脇のその池は、ゴミや空き缶が浮かぶ、ちょっと汚れた感じの池だったのですが、しっかりとビオトープの役割を果たしているようです。
もしかしたらメダカもいるのではと期待して見ましたが、残念ながらメダカの姿は見つけることができませんでした。
しかし、この池には少しですが水草も生えていて、泥の様子からもドジョウや他の生き物も生息していそうな感じです。
子供の頃なら確実に、池の周りの金網を乗り越えてザリガニやゲンゴロウ?を採りに向かったのに、駐車場を利用している人々の視線もありますし今は大人の分別が邪魔をしてそれ以上の行動が出来ません。
この池の生き物にとってはそのままそっとしておかれて幸いなのでしょうが、もっと近くで観察したかった私は、後ろ髪をひかれる思いでこの駐車場を後にしたのでした。
うーん、残念・・・。大人になるということはなんて悲しいことなのでしょう。たまには分別を捨て去ることも必要なのかもね。


(カメラを持っていなかったため、今回の文中で紹介した小さな池の写真はありません。代わりに我が家のビオトープ「メダカ池」のヒメダカの写真でご容赦を・・・。)

メダカ池のヒメダカ
ブチメダカ