青水水槽
青水(グリーンウォーター)の水槽にはヒメコウホネを栽培し、シロメダカを飼育していることは以前に書きましたが、実はこの水槽に孵化用のスペースを作って卵の孵化を待っていたところ、数日前から次々と孵化し始めました。
青水水槽の稚魚
このブログをご覧の皆さんからはこんなにメダカを飼っていて、まだ孵化させようとするの?とご意見をいただきそうですが、そこはメダカ飼いの性(さが)ですね。メダカが産卵すれば、孵化をさせようとしてしまうという条件反射です。パブロフの犬です。(このフレーズ、前にもどこかで書いたような気がしますが、気にしません。)
さて、この青水ですが、植物性プランクトンが増殖した状態で色が緑色になっているもので、このプランクトンがメダカの餌にもなります。
もちろんメダカの稚魚の餌にもなりますから、通常の水で飼育するよりはメダカの稚魚の成長には良い影響がありそうです。餌を与えなくても成長したという話もありますから私のように朝、出勤前と帰宅後にしかメダカの世話が出来ない人間にはうれしい状況となります。(もちろん成魚には青水でも餌を与えることが必要です。いま飼育しているシロメダカにはしっかり餌を与えています。)
昨年は青水を別の容器に入れてその中で稚魚を飼育しようとしたのですが、数日で青水の色の濃さが次第に薄れてしまいました。別の容器では青水を維持できる環境にならなかったということですね。
それならば今年は青水の状態をずっと維持しているシロメダカの青水水槽をそのまま利用して、水槽を区切って稚魚を飼育しようと思い立ったのです。
稚魚用のスペースの確保には屋内アクアリウム用の市販されているものを購入してきました。四角の枠を組み立ててそこに白い目の細かい網のような布をかぶせて完成です。水槽に入れてみると、かなり窮屈になりヒメコウホネの成長にも影響を与えそうですが、そこはかわいい稚魚たちのためです。我慢、我慢。
ということで、いまのところは稚魚たちは次々に孵化していますし、順調です。まあ、青水であろうとなかろうと孵化はしてきますから、これからが大切なのですが。
青水水槽の稚魚2

青水も良い影響ばかりではなくて、色が濃くなりすぎて茶色がかってきたりしてくると、急に水質が悪化してメダカたちが死んだりすることもあります。
これらの影響は稚魚たちの方が受けやすいですから、油断はできません。
この青水ですが、家族には水が濁っていると評判が悪く、なぜ水を替えないのかと心配されたりしています。私から見ればとても素敵な色に見えるのですが不思議です。やれやれ。
青水の稚魚たちの様子は、また後日、報告をしますね。