蝉の声が聞こえてきます。
夏です。
今日も朝から強い日差しが降り注いでいます。
今日は三連休の最終日。
メダカにじっくり向き合えるのも今日までで明日からはまた仕事です。
いつものとおり屋外飼育水槽のメダカたちへの餌やりを行いました。
まずは玄関周りの屋外飼育水槽のメダカたちへ餌を与えます。
メダカたちは元気に餌を食べています。
よしよしとうなずき満足する私。
そして少し離れているメダカ池へ。
餌を与えようと池を覗きこんだ瞬間にその惨劇に気が付きました。
メダカたちが数匹、★となって浮かんでいるのです。
その1匹にはアメンボが取り付いています。体液を吸っているようです。
(▲アメンボがメダカの亡骸に。ああっ〜)
「えっ、何故!」、思わず声が出ます。
いったいどうしたというのでしょうか。
池の中を観察すると他にも数匹のメダカが沈んでいました。
横たわるメダカにスジエビが群がっています。★となったメダカたちは、他の生物の餌となっていたのです。これも自然界の摂理ですからしょうがないのですが...、あまりにも悲しい出来事です。
落ちてしまったメダカの数は10匹以上です。
原因は...、不明です。
常時、水が流れ込んでいますから水温上昇や酸欠が原因ということはありません。
生き残っているメダカたちを見ても体表には特に異常はありませんし、病気が出ているという感じでもありません。
そういえばプラ船でも昨日、2匹のメダカが落ちていました。
両方に何か共通するもの、例えば殺虫剤のような薬物が混入した可能性もあります。幸い、タナゴやドジョウは大丈夫でした。生き残ったメダカたちも何匹もいます。不思議です。どうしたというのでしょうか。
悲しい気持ちで落ちてしまったメダカたちの処分です。
池の中に横たわるメダカを網で掬うと一緒にヤゴも入ってきました。
(▲メダカに取り付いていたヤゴ)
ヤゴやスジエビはある意味では池の掃除屋さんですし、元気なメダカが襲われることは滅多にありませんから罪はありません。そのまま池に戻すこととしました。
★となったメダカを処分した後に、他にも異常がないかどうか確認する意味でメダカ池をしっかり観察してみると水面には何匹もメダカの稚魚が元気に泳いでいるのでした。
(▲メダカ池の中央に稚魚の姿が!)
多くのメダカたちが元気一杯に泳いでいたときは、池の中央をメダカの稚魚が泳いでいることはまずありませんでした。すぐに稚魚たちはメダカの成魚の餌食になっていたはずです。
何匹もの生命が終わりましたが、新たな生命が誕生しています。悲しい気持ちが少し救われた様な気がします。
このような悲劇を繰り返さないように、しばらくは注意深くメダカ池を観察しなければと心に誓ったのでした。
それにしても原因は何だったのでしょう。
(▲生き残ったメダカたち。その横にはメダカの亡骸が。ああっ〜)
謎の惨劇ですね…。
稚魚が元気に泳いでいるということは、水質の急変や薬物混入は考えられませんよね。
気になる事件ですが、稚魚という次世代が命を取り留めたことが、せめてもの救いでしょうか。
生き残ったメダカと稚魚たちの頑張りに期待しましょう。
合掌。