春です。
今日は昨日にもまして暖かなそして穏やかな春の日となりました。
家の周りでは様々な春の花々が咲き始めています。
庭の片隅ではピンク色の可憐な花を咲かせている植物がありました。
家人に「何の花?」と尋ねるとアセビとのこと。
さっそくアセビに付いて調べてみました。
すると興味深いことが分かりました。
アセビは漢字では馬酔木と書き、有毒植物とのことで馬が葉を食べると苦しむことから名づけられたようです。
また草食動物が多い地域では、このアセビを動物が食べないためこの植物が増えてしまうこともあるそうです。
また、その毒性は、昆虫にも有効で科学農薬の登場する以前は殺虫剤として使われていたとのことでした。
普段はほとんど目立たないため、この植物があるのかどうか気が付かないくらいなのですが、花が咲くときはしっかりと自己主張しますよね。
家人になぜ有毒植物なのに庭に植えているのかを訪ねると、普通に園芸種として販売されているし、そもそもアセビを人間は食べないのだから大丈夫ですと断言をされてしまいました。
確かにそのとおりなのですが・・・・ね。
もしかしたらと、ふと気が付いてメダカ池へ向かいました。
やはりそうでした。
メダカ池の脇に咲いている花がやはりアセビでした。
いままでこの植物について全然、気にしていなかったのですが、有毒植物と分かったからには気になってしまいます。
時々、アセビの枯れた花や葉が池の中にも落ちているのですが、メダカには影響はないのでしょうか。
昨年のあの悲劇はもしかしたらこの植物の影響が・・・、というのは考えすぎでしょうね。この植物の毒が魚にも有効などとは書かれていないようですし・・・・。
まあ、少し様子見です。
さて肝心のメダカの屋外水槽ですが、気温の上昇とともに水温も上がり、午後2時過ぎに日当たりの良い楊貴妃メダカの屋外水槽の水温を測ってみると、なんと24℃もありました。
先日、卵を付けた個体を見つけましたが、この気温では確かに産卵してもおかしくないですよね。
ここで話題は変わりますが、
昨日のブログの記事へのコメントで「鯉も飼っているのですか」との質問もいただきましたので、ここで我が家の鯉を紹介します。
メダカ池の倍以上ある大きな池で鯉を10匹程度、飼育しています。
鯉はとても食いしん坊で、今の季節は人の姿を見るとすぐに口を大きく開けて近寄ってきます。
この食いしん坊の鯉は私の父親が飼育主ですが、あまり世話をしないので時々、私が餌をあげるのですが、餌を食べるときは他の鯉を押しのけるかのように争って餌に群がります。
餌を食べるときはバシャバシャと水しぶきが上がったりして大騒ぎです。
こんな鯉たちとメダカが混泳したら・・・・ひとたまりもないでしょうね。パクッと一呑みでさよならです。
やはり鯉は鯉の池で、メダカはメダカ池です。
でも以前、この鯉としっかりと混泳出来た魚がいました。
その魚はなんだと思いますか。
実はメダカ池でも飼育をしている魚です。
その魚は・・・・、タイリクバラタナゴでした。
確かにタナゴの素早さなら大丈夫なのでしょうね。
さすがタナゴです。
このタナゴたちですが、いまではメダカ池の主要勢力になりつつあります。
春になってタナゴの稚魚たちも日増しに大きくなっていますし、徐々にその勢力を拡大中という感じでしょうか。
今日も春の日を浴びて、タナゴの稚魚たちは思い思いにメダカ池の中層を泳いでいるのでした。
鯉を飼育できるサイズの池があるなんて、メダカ池より驚きです!笑
鯉は周りも見えず、我を忘れて夢中でエサを食べますよね。
有毒のお花ですが、恐らく僕だったら我慢できずに全部切り落としてしまうと思います(笑
良くないことなんでしょうが、やはり不安ですから・・・
水温が24度とは驚きです!ついこの間まで水面に氷が張っていたような気がします。
日淡にとって本当に辛いのは夏の間ですよね。
僕も屋外飼育を始めるのに躊躇する一番の理由は、水温対策に自信が無いからです・・・