生き物を飼育していて避けられないのは、その生き物の死に直面することです。
特に自分のペットとして可愛がっている生き物が亡くなるというのはとても悲しいものですよね。
例えば犬や猫をペットとしている方がそのような場面に直面した場合には、自分の家族を亡くしたような気持ちになることと思います。
当然、メダカを飼育していると、飼育数も普通は数10匹単位ですからメダカの死に直面することは何回も経験をすることになります。

▲在りし日のメダカ(イメージです。)
その原因は病気であったり寿命であったりするわけですが、病気の場合は治療によっては治癒することもありますが、寿命の場合は避けることができません。
それでは、メダカの寿命はいったい、どのくらいの年数なのでしょうか。
前にもこのブログで書きましたが、メダカの寿命はなんと・・・・自然界では約1年です。
こう書くと、メダカを飼育している方や、これからメダカを飼育しようとする方はびっくりするのではないでしょうか。
自然界のメダカの一生のサイクルは次のとおりです。
まず、5月〜6月に孵化します。

▲孵化間近の卵

▲孵化した稚魚
そして徐々に成魚に成長していきます。
この間には、様々な外敵に襲われますし、大雨や干ばつなど自然界の厳しい現実がありますから、これらを乗り越えていかなければなりません。

▲強力な再生能力で有名なヒドラが触手を伸ばします。この小さな生き物がメダカの外敵になるのでしょうか。(それにしても凄い光景ですね。この写真を撮影した時は、さすがに驚きました。)

▲死は突然訪れます。まさかヒドラに捕食されるとは。ヒドラはミジンコなどを捕食するのですが、メダカの稚魚クラスなら餌食にしてしまいます。自然界にはこのように様々な外敵がいます。
そして次にメダカを待っているのは厳しい冬です。
冬の間は、水底の物陰などに隠れて過ごしますが水温が5℃以下になればほとんど冬眠状態となり、春を待つこととなります。

▲メダカたちはこのような場所で春を迎えます。
そして厳しい冬を乗り越えるといよいよ成長の春です。
しかし自然界のメダカたちにはもう時間がありません。
メダカたちは5月〜6月頃に産卵します。
そして産卵後は・・・・寿命を終えて★となってしまいます。
このパターンはあくまでも一例ですが、それにしても寿命が約1年とはあまりにも短すぎますよね。
しかし、ご安心を。
メダカたちは人が大事に飼育すれば最長で5年程度まで生きることができます。
屋外飼育でも2〜3年は生きることができます。
やはり人がしっかり管理することによってメダカたちは長生き出来るのですよね。
しかしここにジレンマが生まれてきます。
屋外飼育では自然な環境を理想としたビオトープを造ってメダカを飼育することがよくあります。
ビオトープとは自然の生態系を模した生き物の生息空間を作り出すことを目指したものです。

▲自然を模したビオトープはメダカにとって楽園なのでしょうか。
先ほど書きましたが、メダカは本来、寿命が約1年で人が管理することによって寿命を延ばしているのですから、飼育環境を自然に近づければ近づくほどメダカの寿命は短くなってしまうこととなります。
(ここで誤解のないように書いておきますが、文脈でご判断いただけると思いますが、決してビオトープを否定しているわけではありません。実は私もメダカ池というビオでメダカを飼育していますしね。)
この例えは少し極端なのですが、メダカを長生きさせるためには、しっかりと人が管理する必要があるということです。
どのような飼育を目指すのかは飼育者のスタンスですから正解はないのですが・・・・。
昨日、ブログのコメントに「孵化させすぎることはありませんか?」という質問をいただきました。

▲人の管理下でのメダカの孵化。
人が管理することによってメダカたちの孵化率や生存率は当然、上がります。
そうなるとメダカたちの飼育数が必然的に増えてしまいますから、私のように飼育水槽も増えていくこととなります。
理想は毎年、寿命を迎えるメダカたちの数を補充するために、孵化させて育てていくことだとは承知しているのですが、これが難しいのです。
私は「自分が飼育しているメダカは最後まで面倒を見る」という言葉を座右の銘としています。
もちろん屋外飼育ですから屋内アクアリウムほどの行き届いた管理や世話は出来ませんが、自分が世話をすればするほど寿命が延びますし、その間にメダカを毎年、数多く孵化させたりしますから飼育するメダカの数は必然的に増えていくこととなります。
もちろん屋外飼育環境では管理していても孵化したメダカがそのまますべてが成魚になるわけはなく、孵化した稚魚が成魚になるのはその半分以下になることがよくあるのですが、自然界の生存率に比べれば格段に高い数値になっています。

▲メダカの乱舞を見たいですよね。
うなぎ登り(みるみるうちに上がること)という言葉がありますが、我が家のメダカと飼育水槽の数はまさに「うなぎ登り」です。
言い換えれば「メダカ登り」とでも申しましょうか・・・・。(笑)
ということで、今年も孵化する様子を観察して楽しみたいところなのですが、ここは我慢して、採卵は最小限にしようと考えているところです。(実は屋外水槽の数が既に7つあり、これ以上は増やすことが出来ない限界状態となってしまっています。)
自分が採卵して成魚にする目標は20〜30匹程度で、後は自然孵化に任せてみようかと思っています。
メダカの孵化は餌やりとともにメダカ飼育の醍醐味なのですが、ここは少し我慢ですよね。
ということで、いろいろ長く書いてきましたが、この記事で私が何を言いたかったのかというと、飼育者それぞれのスタンスや飼育方法でメダカの屋外飼育を楽しんでいきましょう!ということなんですよね。
もっと要点を簡潔に書け!という声が聞こえてきそうですね。
記事の要旨がタイトルと全く違いますし・・・。
自分の文章力の無さにがっくりとしてしまいましたが、ここまで読んでいただいた方には最後までお付き合いいただきありがとうございました。
乱文、長文、ご容赦を。
そしてこれに懲りずに次回の記事を楽しみにしてくださいね。
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特に自分のペットとして可愛がっている生き物が亡くなるというのはとても悲しいものですよね。
例えば犬や猫をペットとしている方がそのような場面に直面した場合には、自分の家族を亡くしたような気持ちになることと思います。
当然、メダカを飼育していると、飼育数も普通は数10匹単位ですからメダカの死に直面することは何回も経験をすることになります。

▲在りし日のメダカ(イメージです。)
その原因は病気であったり寿命であったりするわけですが、病気の場合は治療によっては治癒することもありますが、寿命の場合は避けることができません。
それでは、メダカの寿命はいったい、どのくらいの年数なのでしょうか。
前にもこのブログで書きましたが、メダカの寿命はなんと・・・・自然界では約1年です。
こう書くと、メダカを飼育している方や、これからメダカを飼育しようとする方はびっくりするのではないでしょうか。
自然界のメダカの一生のサイクルは次のとおりです。
まず、5月〜6月に孵化します。

▲孵化間近の卵

▲孵化した稚魚
そして徐々に成魚に成長していきます。
この間には、様々な外敵に襲われますし、大雨や干ばつなど自然界の厳しい現実がありますから、これらを乗り越えていかなければなりません。

▲強力な再生能力で有名なヒドラが触手を伸ばします。この小さな生き物がメダカの外敵になるのでしょうか。(それにしても凄い光景ですね。この写真を撮影した時は、さすがに驚きました。)

▲死は突然訪れます。まさかヒドラに捕食されるとは。ヒドラはミジンコなどを捕食するのですが、メダカの稚魚クラスなら餌食にしてしまいます。自然界にはこのように様々な外敵がいます。
そして次にメダカを待っているのは厳しい冬です。
冬の間は、水底の物陰などに隠れて過ごしますが水温が5℃以下になればほとんど冬眠状態となり、春を待つこととなります。

▲メダカたちはこのような場所で春を迎えます。
そして厳しい冬を乗り越えるといよいよ成長の春です。
しかし自然界のメダカたちにはもう時間がありません。
メダカたちは5月〜6月頃に産卵します。
そして産卵後は・・・・寿命を終えて★となってしまいます。
このパターンはあくまでも一例ですが、それにしても寿命が約1年とはあまりにも短すぎますよね。
しかし、ご安心を。
メダカたちは人が大事に飼育すれば最長で5年程度まで生きることができます。
屋外飼育でも2〜3年は生きることができます。
やはり人がしっかり管理することによってメダカたちは長生き出来るのですよね。
しかしここにジレンマが生まれてきます。
屋外飼育では自然な環境を理想としたビオトープを造ってメダカを飼育することがよくあります。
ビオトープとは自然の生態系を模した生き物の生息空間を作り出すことを目指したものです。

▲自然を模したビオトープはメダカにとって楽園なのでしょうか。
先ほど書きましたが、メダカは本来、寿命が約1年で人が管理することによって寿命を延ばしているのですから、飼育環境を自然に近づければ近づくほどメダカの寿命は短くなってしまうこととなります。
(ここで誤解のないように書いておきますが、文脈でご判断いただけると思いますが、決してビオトープを否定しているわけではありません。実は私もメダカ池というビオでメダカを飼育していますしね。)
この例えは少し極端なのですが、メダカを長生きさせるためには、しっかりと人が管理する必要があるということです。
どのような飼育を目指すのかは飼育者のスタンスですから正解はないのですが・・・・。
昨日、ブログのコメントに「孵化させすぎることはありませんか?」という質問をいただきました。

▲人の管理下でのメダカの孵化。
人が管理することによってメダカたちの孵化率や生存率は当然、上がります。
そうなるとメダカたちの飼育数が必然的に増えてしまいますから、私のように飼育水槽も増えていくこととなります。
理想は毎年、寿命を迎えるメダカたちの数を補充するために、孵化させて育てていくことだとは承知しているのですが、これが難しいのです。
私は「自分が飼育しているメダカは最後まで面倒を見る」という言葉を座右の銘としています。
もちろん屋外飼育ですから屋内アクアリウムほどの行き届いた管理や世話は出来ませんが、自分が世話をすればするほど寿命が延びますし、その間にメダカを毎年、数多く孵化させたりしますから飼育するメダカの数は必然的に増えていくこととなります。
もちろん屋外飼育環境では管理していても孵化したメダカがそのまますべてが成魚になるわけはなく、孵化した稚魚が成魚になるのはその半分以下になることがよくあるのですが、自然界の生存率に比べれば格段に高い数値になっています。

▲メダカの乱舞を見たいですよね。
うなぎ登り(みるみるうちに上がること)という言葉がありますが、我が家のメダカと飼育水槽の数はまさに「うなぎ登り」です。
言い換えれば「メダカ登り」とでも申しましょうか・・・・。(笑)
ということで、今年も孵化する様子を観察して楽しみたいところなのですが、ここは我慢して、採卵は最小限にしようと考えているところです。(実は屋外水槽の数が既に7つあり、これ以上は増やすことが出来ない限界状態となってしまっています。)
自分が採卵して成魚にする目標は20〜30匹程度で、後は自然孵化に任せてみようかと思っています。
メダカの孵化は餌やりとともにメダカ飼育の醍醐味なのですが、ここは少し我慢ですよね。
ということで、いろいろ長く書いてきましたが、この記事で私が何を言いたかったのかというと、飼育者それぞれのスタンスや飼育方法でメダカの屋外飼育を楽しんでいきましょう!ということなんですよね。
もっと要点を簡潔に書け!という声が聞こえてきそうですね。
記事の要旨がタイトルと全く違いますし・・・。
自分の文章力の無さにがっくりとしてしまいましたが、ここまで読んでいただいた方には最後までお付き合いいただきありがとうございました。
乱文、長文、ご容赦を。
そしてこれに懲りずに次回の記事を楽しみにしてくださいね。
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この前の投稿で、黒めだか73匹採ってきました所は、
日照りが続けば干上がってしまう小川?(水溜り)で
全部 レスキュー出来れば良かったのですが、
タモを入れると泥の中に潜ってしまう為、諦めました、
今 甕の中にいる、5cm位の黒・白・緋メダカは何年目だろうな、、、?
私は睡蓮栽培とメダカ飼育は同時進行で、
睡蓮の植え替え時、余剰株を捨てきれず、育てたいと里親になってくれる人に、 睡蓮と肥料・メダカを餌付きで差し上げていましたので、
毎年200匹位の子供孵化させていました、
私も、睡蓮、甕&鉢&タライ、メダカは「うなぎ登り」に増えてしまいましたよ〜、苦笑
メダカを飼っている為、近所の子供さんからは、「メダカのおじちゃん」(お爺ちゃんだけど・・笑) と呼ばれ、覗きに来てくれたり、
初めて会う人も、気さくに話掛けてくれ、
メダカ外交?してくれます。