11月も終盤です。
紅葉シーズンもそろそろ終わり、いよいよ師走(しわす)を迎えます。

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【photo by tokuze】

屋外のメダカたちは既に冬モードに突入という感じで、水温が低い朝は水底で動かずにジッとしているのですが、日中に水温が上昇してくると活性が上がり、水面近くを泳ぐようになります。
そんなメダカたちの写真を撮影しようと思ったのですが、今日のように太陽の光が降り注ぐ快晴の日には、水面がキラキラと反射したりするためメダカに焦点を合わせることが難しく、昼間の写真はなかなか上手に撮影できません。
PLフィルターを使用して反射を抑えることも出来ますが、そうした場合はシャッタースピードを稼ぐことが難しくなりますから、どうしても被写体(メダカ)がブレてしまいます。

そんなメダカ池のメダカたちの写真を撮るためにカメラのファインダーをしばらく覗いていたのですが、焦点を合わせるためにちょうど良いポイントを発見しました。

それが水生植物の枯れ葉です。
水面から少し下に枯れ葉があり、太陽の光が差し込んでいるため、焦点を合わせるのにちょうど良い感じです。
まずは枯れ葉にピントを合わせてから、少し上にメダカがくることを想定してピントを上にをずらします。
そしてメダカたちが泳いでくるのを待つことにしました。(いわゆる置きピン状態です。)
ファインダーを覗きながらしばらく待っていると、次々とメダカたちが枯れ葉の上や周りに泳いできましたから、カシャカシャと撮影です。

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▲クロメダカです。体色が黒ですから昼間の写真は難しいのですが、上手く撮れました。

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▲ヒメダカです。枯れ葉の上を横切った瞬間をパチリ!

どうにか昼間のメダカたちの写真を撮影することが出来ました。
枯れ葉がメダカたちが登場するステージに早変わりです。

でもやはりメダカと一緒に写る水生植物の葉が緑色ではないのは寂しいというかとても味気ない感じがしますよね。

ということで、メダカ池ではまだウォーターポピーの葉がどうにか緑色を保っていますから、ウォーターポピーの葉にピントを合わせて、その周りを泳ぐメダカを被写体にしてみました。
ちょうど「枯れ葉のステージ」の上になります。

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▲ウォーターポピーの葉の横をヒメダカが泳ぎます。

う〜ん、やはり緑色が入ってくるとメダカの写真のグレードが上がる気がします。
でも、もう少しするとこれらの葉も枯れ落ちてしまいますから、水面がとても寂しくなってしまいます。
水生植物の葉の周りをメダカがたちが群れ泳ぐ写真を撮影出来るまで、半年も我慢するなんて、とても待てそうもないのですが・・・・。

それにしても睡蓮などの水生植物も枯れ落ちる前に紅葉すれば素敵なのにと考えてしまうのは私だけでしょうか。

最後にもう1枚、紅葉の写真をどうぞ。
では、また次回。

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【photo by tokuze】

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