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▲メダカの行動を観察する意味は何なのでしょう?

前回の記事でご紹介した睡蓮甕のメダカを襲った悲劇は、やはり私が飼育者としてしっかりとメダカを観察出来ていなかったということが要因でしょうね。
結論で言えば人災だったということです。

今回の記事は、飼育者としてのいままでの自分を反省し行動するための指針として書いてみます。
少しでも皆さんのメダカ飼育の参考になれば良いのですが・・・。

メダカをじっくりと観察することは、メダカの為でもありますし自分の為でもあるんですよね。

1 メダカの健康状態を観察すること
メダカを飼育する皆さんは、出来る限りじっくりとメダカを観察してみてください。
それは文字通り、メダカの健康状態を観察するということです。
メダカたちが健康なのか、どこかに病気の兆候がないのか、せっかくの観察ですからメダカたちの様子をじっくりと観察をしたいものですね。
健康なメダカたちは、体型がふっくらとして張りがありますし、体色(身体の色艶)もしっかりとしています。
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▲ヒメダカです。ふっくらとした体型で、体色にも色艶があります。

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▲アオメダカです。健康的です。少しお腹がメタボっぽいですけどね。

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▲クロメダカです。見るからに健康体ですよね。

健康なメダカは体型だけではなく、その行動からも分かります。
健康なメダカは動きが俊敏で活発であるということです。
今の季節は、健康なメダカたちは中層から上層の水面近くを元気に泳ぎ回ります。
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▲2匹のアオメダカがじゃれ合います。

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▲泳ぐときにヒレを大きく動かすメダカは健康なメダカの証拠です。

メダカたちは1匹が驚いて逃げると他のメダカも一斉に逃げるのですが、その時に、一緒に逃げることが出来ないメダカは健康ではなく弱っている場合が多いですから、注意して観察してみてくださいね。
メダカは人影などに反応したり軽く水面を叩いたりして脅した時には、危険を察して逃げたり隠れたりするのですが、習性として一斉に集団で逃げることとなります。(同じ方向に逃げる場合が多いと思います。)
しかし、弱ってくると危険を察してのその集団行動に遅れたりします。更に弱っていると危険回避行動が出来なくなってくるのです。
他のメダカが一斉に逃げているのに逃げずに水面を泳いでいるメダカは弱っている(体調不良)の可能性が高いと思います。
もちろん、弱っていても手で触ろうとするとサッと逃げたりする場合もありますが、このようなメダカは体調に赤信号が点っていると考えて気をつけて観察を続けた方が良いでしょうね。


また、メダカをじっくりと観察することで、メダカの病気を早めに発見することが出来ます。
水カビ病のクロメダカ
▲写真の右上には、綿かむり病(水カビ病)のメダカがいます。

メダカの病気を治す秘訣は、早めの発見です。早期に発見して早めに治療をしてくださいね。
病気のメダカは隔離することが基本です。隔離することにより、他のメダカに病気がうつることを防ぐことが出来ますし、隔離したメダカの治療に専念することが出来ます。

皆さんもホームセンターなどで大量に売られているヒメダカを購入することがあると思いますが、そんなヒメダカの中には、痩せ細ったメダカが混じっていることがありますよね。
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▲このメダカには何も罪はありません。たくさん餌を食べて元気になって欲しいものです。

主に大型熱帯魚などの餌用として流通しているヒメダカですが、明らかに十分な世話を受けてこなかったことが分かります。
こんな痩せ細ったメダカを元気にしようと世話をするのですが、なかなか思ったようには太ってくれません。
すでに内蔵(消化器系)がやられているのでしょうね。泳ぎがヨロヨロしている様子を見ていると哀しくなってきます。一刻も早く、元気になって欲しいものです。

こんな痩せ細ったメダカが元気に成長していけるのかどうかは、日々の観察によって確認することとなります。
日々の観察はメダカ飼育者のノルマと思って実行してくださいね。

2 メダカ観察で自分を癒すということ
メダカの健康状態を観察することについて書きましたが、それだけですと観察が長続きしそうにもありませんよね。そこに何らかの楽しみがなければいけません。

それではメダカ観察の楽しみとは何でしょうか。
メダカ観察をしていると、メダカたちの行動に心が癒されたり和(なご)んだりしますよね。
元気に泳ぐメダカたちを観察していると、こちらまで元気にしてくれます。

私はこのことをメダカ観察のセラピー効果(リラクゼーション効果)と呼んでいます。
メダカ観察は、メダカの健康状態を観察するという意味もありますが、メダカの行動を観察することで自分を癒すという効果があります。
このことはメダカ飼育の大きな楽しみにもつながっています。
メダカ観察で皆さんも癒されてください。

メダカを飼育されていない方には、次の写真でメダカのセラピー効果を少しでも感じてみてくださいね。そして機会があればメダカ飼育にチャレンジしてみてください。メダカ飼育は楽しいですよ。
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▲アオメダカを正面からパチリ。

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▲シロメダカです。変顔ですね。

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▲クロメダカがUターンする瞬間を激写です。

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▲胸びれを大きく広げて楊貴妃が元気に泳ぎます。

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▲ライトに光輝くアオメダカです。

今回はメダカをじっくりと観察する意味について書いてみました。
実は以前にも書きましたが、屋外飼育ではメダカの観察はどうしても上からの観察になりますし、青水化した場合や容器の水深が深い場合などにはメダカをしっかり観察できない場合もあります。
ということで横から観察出来る屋内水槽では発見できるかもしれないメダカの病気や体調不良も、屋外飼育ではどうしても発見しにくくなってしまいます。
それを補うのが毎日のメダカ観察により培(つちか)われるメダカ観察眼です。そして早めの対処です。

皆さんもぜひ、前回の記事にあるような我が家の悲劇を他山の石(他人の誤った行いを自分の行いの助けとすること)として、メダカ飼育に取り組んでくださいね。
そして、メダカ観察は、メダカ飼育者のノルマだと思って頑張ってみてください。

まあ、メダカを飼育されている方々には、いまさら、こんなことを言わなくても十分に分かっていると思いますけどね。分かっていないのは自分だけなのかも。

屋外でのメダカ飼育道とメダカ観察眼、極めるにはまだまだ険しい道のりです。
いずれにしても反省の日々です。
(自虐的な文章は皆さんが読んでいても楽しくないと思いますから、この話題はこの辺にしますね。)

メダカの屋外飼育を楽しみましょう。
また次回をお楽しみに・・・。

メダカの屋外飼育に興味がある、又は飼育を始めてみたいと思っている方は次の記事をご覧ください。
◎「GWにメダカの屋外飼育を始める方へ
「メダカのバケツ飼育のすすめ」← クリック

これからの季節の水温上昇対策については下記の記事を参考にしてみてくださいね。
「メダカ屋外飼育水槽の水温上昇対策」
「夏場の水温上昇対策(その2)」
「スーパー猛暑の対処法」

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