昨日も今日も日中は暖かな日となりました。
少しずつ春の足音が聞こえ始めています。

昨日のことです。
屋外水槽のメダカたちは午前中は水面にあまり顔を出さなかったのですが、お昼過ぎに覗きにいくと睡蓮甕のメダカたちが水面近くまで浮上して思ったよりも元気に泳いでいるのでした。

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▲睡蓮甕のクロメダカです。

朝から快晴で暖かそうな陽差しが降り注いでいましたから水温も少しずつ上がってきたのでしょうね。
餌を与えてみると、食欲があって元気にパクついてくれました。
う〜ん、嬉しい行動です。
思わず笑みがこぼれてしまい、そして心が和(なご)みます。

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▲同じく睡蓮甕のヒメダカです。

メダカは魚類ですから変温動物です。
だから水温によって行動が大きく変わります。
水温が低いと活性が落ちてしまい冬眠状態になりますし、水温が上がってくると活性が上がり、活発に動き回るようになります。

メダカたちが水面近くを泳ぎ始めて、そして食欲があるということは明らかに水が温(ぬる)み始めた証拠です。

次にメダカ池を覗いてみました。

メダカ池のメダカたちは気持ち良さそうに水面近くを泳いでいたのですが、私の姿に気が付くと一斉に湿性植物のイグサの根元に逃げ込みました。
イグサの根元はちょうど良い隠れ家になっているようです。

逃げ込む時のメダカたちのその敏捷(びんしょう)な動きを見ると、メダカ池の水温もそれなりに上がってきているようですね。

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▲メダカ池のメダカたちです。

しばらくメダカたちの行動を観察しました。
カメラを構えながらジッと動かずに観察をしたのですが、メダカたちは、なかなか元のようにイグサの間から出てはきてくれないのでした。

メダカたちは、イグサの間からこちらの様子をそっと窺(うかが)っているようです
私がメダカを観察しているように、メダカたちも私の行動を観察しているのでしょうね。

ということで、しばらく観察をしていたのですが、なかなかメダカたちが出てこないので、一旦はメダカ池から離れました。

そしてしばらくしてからソッと覗いてみると、やはりメダカたちは先ほどのように水面近くを気持ち良さそうに泳いでいるのでした。

やはり、私の様子を気にして隠れていたのですよね。
再び、そっと近づいてみました。
そしてカメラを構えようとした時に、まずは1匹が私に気が付きイグサの根元に逃げてしまい、慌てて他のメダカがその後を追って、また先ほどと同じ光景となってしまいました。
見事な集団行動です。

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▲イグサの根元にメダカたちが隠れています。

う〜ん、うまくいきません。
しばらく観察を続けていたのですが出てこないため、諦めてメダカ池を後にしたのでした。

前にも書いたのですが、春先のメダカたちは警戒心が一段と強いんですよね。

こんなメダカたちですが、しばらく餌を与え続けていると人に慣れて、5月の後半頃には人の姿を見ても逃げずに餌を食べたりするようになります。

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▲睡蓮甕のクロメダカとヒメダカです。

まだまだ、寒い日が続くと思いますが、こんな日のようにメダカたちの行動に春の足音を感じる日が徐々に増えてきます。
四季の移り変わりをこんな風に感じることが出来るのもメダカの屋外飼育の利点(メリット)ですよね。
皆さんもメダカの屋外飼育で季節を感じてみてください。
では、また次回。

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▲冬の富士山の勇姿です。

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