夏のメダカ屋外飼育の楽しみはなんといっても夜間のメダカ観察です。
特に風呂上がりに夕涼みを兼ねながらの夜間観察は最高です。

自分の場合は平日は帰宅が夜8時過ぎになりますから夜間観察の時間も思ったようには取れません。
しかし休日になると昼間の観察だけでは飽きたらず、いそいそと夜間観察に出かけるのでした。

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夜間観察の楽しみはなんといっても無防備な自然のままのメダカたちの様子を観察出来るということです。
昼間のメダカ観察では、メダカたちは人の姿に気が付くと一斉に水生植物の葉陰や水底に逃げ込んでしまいます。特にメダカには1匹のメダカが逃げると他のメダカたちも追随するという集団行動の性質がありますから、観察が難しくなります。
そして昼間の観察では、水面がキラキラと反射しますからメダカたちの様子をはっきりと観察できないことがよくあります。

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しかし、夜のライトに照らされたメダカたちは、昼間のように一斉に逃げると言うことはありません。
夜はメダカたちには人の姿が視認できないのでしょうね。

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そして夜間観察ではライトの明かりが水面の中をしっかりと照らしてくれますから、昼間のように水面が反射して水の中が上手く観察出来ないというようなことはありません。

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ということで、夜間には、昼間では考えられないような距離までメダカに接近してメダカたちをじっくりと観察することが出来るのでした。

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もちろん近づきすぎるとメダカたちも警戒することもありますから、ほどほどの距離での観察が良いのですが、いつの間にかにメダカに近づきすぎてしまうことがしばしばあります。
もちろん、そんな場合はいくら無防備な夜のメダカたちでもしっかりと逃げてしまいますけどね。

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メダカ夜間観察で必ず必要になるのがメダカたちの様子を照らし出す懐中電灯です。
自分はいつもペンライトを利用しています。
ペンライトの利点は軽いということですね。

理想は頭に付けて使用するヘッドライトなのですが、夜間に人家の周りでヘッドライトを付けている様子は完全な不審者スタイルですから、大好きなメダカ観察の為であっても実行する勇気がありません。
そして家人にも絶対に理解されないでしょうね。ダメ出しをもらうこと確実です。

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そして夜間観察の楽しみはメダカ観察だけではありません。
時には思ってもいなかった生き物に出会うことがありますが、こんなことも楽しみの一つになります。

昨晩の夜間観察では、なんとメダカ池の脇で泥にまみれたクワガタを発見しました。
どうやらヒラタクワガタのようです。
泥を池の水で落としてコウホネの葉の上で記念撮影です。

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池の周りにはクワガタが棲息するような広葉樹はありませんから、一体、どこからやってきたのでしょうね。

そう言えば、かなり前の話ですがメダカ池ではなんとヘビに出会ったことがありました。

0703スイレンとヘビ

こうなると夜間観察も恐怖の体験となってしまいますが、まあ、家の周りの屋外飼育水槽ではこんなことはまずはありませんから、皆さんも安心して夜間観察をぜひ楽しんでくださいね。
メダカの屋外飼育がますます楽しくなること請け合いです。

では、また次回。

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▲梅雨時でも睡蓮は次々に開花しています。

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