10月に入り秋も本番。
私が住む地域の神社では、秋祭りを迎えました。

例年、この秋祭りでは余興で金魚掬いが行われています。
料金は1回、50円。

子供たちは金魚掬いが大好きです。いつも金魚掬いには、大勢の子供たちが集まります。
ということで、今年のお祭りの金魚掬いの様子を覗いてみました。

金魚掬いの器(うつわ)は、大きめのプラ船容器です。
容器の周りには子供たちが群がっていました。
金魚掬いを楽しむ者、その後ろで順番を待っている者、そして金魚掬いを見物している者で、とても賑やかです。

どれどれ、どんな金魚が入っているのでしょう?と興味深く、プラ船容器の中を覗くとちょっとビックリしました。

なんと今年の金魚掬いのターゲットは、普通の金魚だけではありませんでした。
金魚掬いではノーマルな小赤(こあか)と呼ばれる小さめのワキンは当然、入っていたのですが、大型金魚の「らんちゅう」と「メダカ」も入っていたのです。

金魚掬いを準備した人に話を聞いてみると、小赤とメダカは養殖業者から直接、購入したもので、らんちゅうは、趣味でらんちゅうを飼育している方から無料(タダ)でいただいたとのこと。

う〜ん、この様子では金魚掬いではなく、らんちゅう掬いとか、メダカ掬いと呼んだ方がいいかも知れません。
今回は、いつも入っている出目金はいませんでした。

早速、金魚掬いの様子を携帯電話のカメラで撮影してみました。(ちょっと写りが悪いのですが、ご容赦を!)

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らんちゅうばかりが目立ってしまいますが、金魚とメダカが一緒に泳いでいます。
メダカはクロメダカとヒメダカがほとんどですが、シロメダカも少し混じっていました。

多くの子供たちは、どうやら高級金魚の「らんちゅう」が目当てのようですが、らんちゅうは、どうみてもポイ(金魚掬いで金魚を掬う道具)では、掬えそうにありません。
らんちゅうを掬おうとすると、ポイの紙が簡単に破れてしましまうのでした。

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でも、中にはポイのフレーム部分で、らんちゅうを掬ってしまうというテクニシャンもいますから、驚きです。

多くの子供が高級金魚のらんちゅう狙いなのですが、中にはしっかりとメダカばかりを狙っている人もいました。
子供よりも熱中している親もいます。横で見ているだけでも楽しめます。

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さすがにメダカはらんちゅうとは違って、ポイの上に乗せても紙が破れる事はありません。
でも、思ったよりも動きが素早いので、なかなか掬い上げるのは難しそうです。

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金魚掬いで救えなかった子供には、ちゃんと好きな魚を1匹は貰えることになっています。

今回の金魚掬いのターゲットの金魚(小赤)、らんちゅう、メダカは、いずれもその後に飼育が出来ますから楽しいですよね。

らんちゅうも、メダカもしっかりと金魚掬いの主役になっているのでした。
金魚掬いを楽しんだ子供たちには、ぜひ、その後の飼育も楽しんで欲しいものです。

もしかしたら、今回、メダカを救った子供が、メダカ屋外飼育の楽しさ目覚めるかもしれません。

皆さんもメダカ飼育を楽しみましょう。そして、金魚掬いも機会があれば楽しんでくださいね。

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