
▲ちょっとお茶目にポーズ!?
秋の虫の音(ね)が喧(かまびす)しい時期となりました。
でも、日中は夏のような暑さとなる日もあります。
太平洋高気圧の影響でどうやら夏の空気が残っているようですね。
いまだに産卵が続いているとの報告がこのブログのコメントに寄せられていますが、皆さんの飼育環境ではいかがでしょうか?
今年のような気候ではこれからどうなるのかわかりませんが、例年ならば産卵は10月でほぼ終了となります。
11月になってからも孵化したばかりの稚魚を見るようなこともありますが、まあそのような事は稀(まれ)なことですから、残念ですが本格的な産卵は来年までのお預けとなります。
やはりメダカ屋外飼育で産卵や稚魚の姿を見ることが出来なくなるのは寂しいですよね。
今年の4月から5月の初め頃に孵化した稚魚は、いまではすっかり成長し立派な成魚となっています。
こんな感じです。

▲今年産まれたクロメダカ
このようにしっかりと成長し産卵しているような個体が多いのですが、今の季節になってもまだ小さなこんな個体を見つけることもあります。

▲メダカ池には暴れん坊のアブラボテ(タナゴの仲間)もいるのですが、無事にメダカの稚魚が育っていました。
屋外飼育水槽のような限られた飼育環境では卵や孵化した稚魚は、成魚などの餌食になってしまうことが多いのですが、人為的な手を借りずに育ったこんな稚魚の姿を見つけるととても嬉しいものです。
さて、日頃から屋外飼育をすすめている自分なのですが、稚魚に限っては屋外の雨風が当たるような環境で飼育するよりも、屋内や雨が当たらないような軒下、ベランダなどで飼育することをおすすめします。

▲稚魚を飼育しているバケツ水槽はすっかり青水化していました。
屋内飼育などの雨風が当たらない環境の方が水温などの飼育環境が安定しますから生存率が高まるのです。

▲シロメダカやアオメダカの稚魚を飼育しているバケツ水槽
今年の夏のことです。
屋外のバケツ水槽の中でたくさん(数えることが出来ないくらい)の稚魚を飼育していましたが、ゲリラ豪雨があり、帰宅してみるとほとんどの稚魚がだめになっていました。バケツから水が溢れたわけではありませんが、降りこんだ雨による水温の急激な変化にやられてしまったようです。
実は、出勤する前に家の中に入れることも一瞬考えたのですが、まあ大丈夫だろうと勝手に思い込み失敗してしまいました。残念でした。せっかく移動できるバケツを使用しているのに、その利点を活用しないなんて駄目ですよね。
屋外でもしっかりと管理すれば、当然、稚魚は飼育できますが、孵化用の水槽や稚魚の水槽は水温や水質が安定する屋内環境が安全であり安心なのです。
まあ皆さんの中にはあくまでも屋外での稚魚飼育にこだわる方もいらっしゃると思いますが、そのスタイルを否定するものではありませんので、誤解の無いように・・・。
このように屋内飼育を奨めている自分も、基本は屋外での稚魚飼育なんですけどね。

▲アオメダカとシロメダカの稚魚です。
屋外での稚魚飼育にこだわっている自分なのですが、前々回の記事で台風に備えて稚魚水槽を屋内に入れたことを書きましたが、それからはずっと屋内で飼育を続けています。(というよりも屋外に出す機会を失してしまっているというのが当たっていますけどね。)
まあ、意図しないまま屋内飼育になっているのですが、結果として屋内なら手軽にメダカ観察が出来ますから、帰宅が遅くなった時のメダカ観察がとても楽しみになりました。

▲黒のポリバケツで飼育しています。横のシロバケツが青水化しているのでした。

▲青水はメダカの稚魚飼育に最適なのです。
それでは、屋内飼育をしている稚魚たちの様子を少しご紹介しますね。
どうぞ、ご覧ください。

▲アオメダカとシロメダカの稚魚たちです。


▲楊貴妃の稚魚たちです。色はまだあまり出ていません。

▲青水とメダカです。

▲もう一つの稚魚水槽。青のポリバケツで稚魚と一緒に赤いミナミヌマエビを飼育しています。
さて、今回はメダカの稚魚について書いてみました。
産卵シーズンも少しずつ終了が近づきメダカ屋外飼育としては寂しい状況になりつつありますが、まだ稚魚たちがたくさんいますからしっかりと飼育しなければなりません。

▲メダカ池の脇で見つけた秋の恵みです。
稚魚たちの未来は屋外飼育者の世話にかかっているのです。責任重大ですね。
でも、あまり肩肘を張らずに楽しみながら飼育を続けていきたいものです。
皆さんもメダカ屋外飼育を楽しんでくださいね。
では、また次回。
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稚魚ですが、うちも最近3匹ほど発見しました。
やはり暑さの影響でしょうか。
それと、水草がほとんど枯れました。
これから水草は無くてもよいのでしょうか?