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寒くなってくると屋外飼育のメダカたちが水面までなかなか浮上してきませんから、じっくりと観察が出来ません。
春が来るまで我慢できれば良いのですが、多くの屋外飼育者は我慢ができませんから屋内飼育で冬の間のメダカ観察を楽しもう考えるのは、通常の思考の流れです。
自分も60cm水槽と45cm水槽で、メダカの屋内飼育を楽しんでいます。
でも、屋内飼育水槽を用意出来なかったり、スペースの確保が出来なくて屋内飼育を諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
屋内飼育水槽は 思ったよりもスペースが必要となるのです。
そんな方にオススメするのが、小さな容器を使った屋内飼育です。
さすがにコップなどでは、小さすぎて窮屈ですから、もう少し大きめの容器を用意します。
今回は、キャンディーボトルを使ったメダカ飼育をご紹介します。
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▲キャンディーボトルです。

キャンディーボトルは、ホームセンターなどで数百円で購入することができます。
このキャンディーボトルに市販のメダカ用サンドを少々入れて、底土とします。
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▲メダカ用サンドを少々。

デコレーションとしてビー玉を入れます。(別に入れなくても良いのですが、お好きにどうぞ。)
肝心の水ですが、このボトルに入れるメダカを飼育している水槽の水を利用することをオススメします。メダカにとっては、やはり慣れている水が一番ですよね。なんといっても水合わせの手間が省けます。
自分の場合は、屋内水槽で飼育しているメダカを、飼育水とともに移すこととしました。
そして、タンクメイトとして我が家で繁殖しているミナミヌマエビ(赤)を2匹。ミナミヌマエビの為に、マリモ風に丸くなった水苔を浮かべます。
観察用照明としてミニライトを付けてみました。
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▲完成したキャンディーボトル水槽。

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▲ビー玉の上をメダカが泳いでいます。

キャンディーボトルは、なんといってもスペースを取らないので、机や炬燵の上にも置くことが出来ますし、観察が容易なのが利点です。
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▲今年産まれたヒメダカです。

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▲このシロメダカも今年産まれです。

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▲とても観察が容易なのです。机の上に置いて、水槽を覗くとこんな感じで観察できるのです。楽しいですよ〜。

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▲後ろ姿もばっちりです。

ミナミヌマエビの観察も容易なのです。
水槽が小さいことから、どこにいるのかすぐに分かります。
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▲マリモ風水苔の緑の上に、ヌマエビの赤が見事に映えます。

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▲水苔をツマツマしているミナミです。

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キャンディーボトルの水槽、いかがでしょうか。
とても手軽にメダカ観察が楽しめます。
もちろん、キャンディーボトルでなくても、他の小さな水槽などでも大丈夫ですよ。
大事なのは、観察の為に透明な容器であることです。

ただし、キャンディーボトルも良いことばかりではありません。
大事な注意点があります。
というのは水槽が小さいため、水質の管理が難しくなるのです。
エアレーションを行っていませんし、長期間の飼育は避けた方が無難です。
小さな水槽でしっかりと飼育できるテクニックがあれば、大きな水槽での飼育が容易となりますから、スキルを上げるにはいいかもしれませんけどね。
まあ、メダカの為にも自信が無い場合は無理をしないでください。
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今回は、キャンディーボトルを使ったメダカ飼育をご紹介しました。
ちょっとしたアイデアで、メダカ観察が楽しめますから、いろいろと考えてみてください。
考えるだけでも楽しいものです。
寒くなってきました。
そろそろインフルエンザの予防注射をやらなければと思っていますが、皆さんはいかがでしょうか。
メダカ飼育を楽しみましょう。
では、また次回。

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