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今回は、我が家のビオトープ、メダカ池の様子をご紹介します。

メダカ池は多くのメダカたちとともにドジョウやタナゴなどが生育しているビオトープです。水生植物は睡蓮やコウホネなどが根付いていますが、水温が
上がる5月の後半にもなると水生植物の成長のスピードにますます勢いがつき、知らぬ間に多くの葉が池の水面を覆っていました。このままでは肝心のメダカたちが泳ぐ水面が狭くなってしまうことから、先日、メダカたちの泳ぐスペースと観察スペースを確保するために一部の葉を除去してみました。

すると、水底まで日の光が届くようになり・・・

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▲日の光が水底まで届いています。

この機会を待っていたかのように、それまであまり目立っていなかった水草のカモンバが一気に成長し始め、水中のあちらこちらに
青々とした葉が見えてきました。やはり、日の光の力は偉大ですね。

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▲カモンバが成長中。

このままカモンバが成長すれば、やがて、下の写真のようになるはずです!?

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▲カモンバの上でメダカたちが乱舞しています。(過去画像です。)

この写真のような様子を見ることができるのは、もう少し先になりますがとても楽しみになりました。

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▲元気に泳ぎ回るメダカたち。

成長中のカモンバの周りを泳ぐメダカたちを観察していると、
メダカが他のメダカを追い回して密接・密着し、何度も何度も体を摺り寄せ、そして擦り合わせるような行動が観察できました。三密行動?、いえいえ間違えました、繁殖行動ですね。今はメダカたちのロマンスの時期、つまり産卵の最盛期なのです。

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▲一箇所にとどまることはありません。中には繁殖行動も見ることができます。

そして、写真にはありませんが、水の中をソッと覗き込むとタイリクバラタナゴやスジシマドジョウなどの姿を見ることができました。(夜間観察では、タナゴに婚姻色が出ていました。数匹(個)のドブ貝が土の中にもぐっているはずですから、ドブ貝への産卵が無事に出来ることを願っています。)

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▲時間を忘れてしまいます。今の時期は紫外線に注意。

メダカたちが群れながら泳ぎ回る様子を見ていると時間が経つことを忘れてしまいそうです。
メダカセラピーですね。心が癒されとてもリラックス出来ます。

でも、長時間の観察は御用心。今の時期の紫外線はとっても強力なのです。紫外線対策を忘れずに行ってくださいね。

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▲コウホネの花が咲きました。

メダカ池の片隅では、今年もコウホネが黄色い花が咲いていました。初夏から夏へ。季節は確実に巡っていきます。(夏の前に梅雨があります。梅雨の対策については、以前にも記事を書きましたが、また機会を見てご紹介します。)

今回は我が家のビオトープ、メダカ池の様子をお伝えしました。いかがでしたでしょうか。
今はメダカの産卵期ですから、メダカが活発に行動し、メダカ飼育や観察がとても楽しい時期です。
皆さんもこの機会にメダカの屋外飼育を楽しんでくださいね。

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