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クロメダカファンの皆さん、お待たせしました。
今回はクロメダカが主役です。
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▲瓶(かめ)のクロメダカ。野性味があふれています。

高価なメダカの改良品種が全盛の今、地味で安価なクロメダカは話題に上がることが滅多にありません。

しかし、クロメダカは
自然界のメダカと同じ日本メダカ本来の体色(黒やグレー)です。
昔からメダカと言えばクロメダカのことでした。
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▲自然界のクロメダカ(あまり目立ちません。)

クロメダカの体色は、自然界では保護色の役割を果たしており目立ちません。
やはり自然界では鳥などに襲われないように目立たないことが生存していくためには必要なのです。
華やかな体色では、自然界ではとても目立ってしまい、すぐに鳥や他の魚の餌食となってしまいます。
(以前、あるメダカ養魚場近くの大きな川につながる堀で、たくさんのヒメダカが泳いでいるのを見たことがありますが、とても目立っていました。)
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▲こんなに目立つ体色のメダカが川や沼で群れ泳いでいたならば、鳥や他の魚の餌食になってしまいます。

我が家ではクロメダカは庭の瓶(かめ)で飼育をしています。
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▲クロメダカを飼育している庭の瓶

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▲睡蓮瓶のクロメダカ

瓶とクロメダカ、そして睡蓮、これらはベストマッチング、つまり最良の組み合わせなのです。(と勝手に思っています。)

クロメダカの魅力はなんと言っても野性味溢れるその容姿です。
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▲睡蓮の蕾の周りを泳ぐクロメダカ

そしてクロメダカは何よりも丈夫でとても飼育しやすいのが魅力です。
また、改良品種と比較すると、とても安価で購入することが出来ます。
これらのことから、屋外飼育に最も適しているメダカの品種は何?と問われたならば、自分はまよわず「クロメダカ」だと断言します。

しかし、クロメダカは体色が地味で目立ちませんから、日中の観察時に水面が光を反射するような場合や、容器の色が黒やグレー系統の場合には、残念ながら観察がとてもしにくくなります。
でもご安心を。

夜間観察でハンディライトで観察する場合は、日中のように水面が反射しませんからバッチリと観察ができるのです。
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▲睡蓮の若葉とクロメダカ

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▲睡蓮の若葉の上で一休み

そしてクロメダカの飼育は、自然界と同じ体色のメダカを飼育しているという自然志向の飼育者にとっては、十分な満足度があるのです。
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▲こんなクロメダカを観察すると心が癒やされます。

改良品種が高額で取引される今の時代ですが、メダカ飼育の原点としてぜひクロメダカの飼育にもチャレンジしてみてください。
特に屋外飼育初心者におすすめします。
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▲クロメダカが群れ泳ぎます。

クロメダカをしっかりと飼育出来ることが、次の品種のメダカ飼育への確実なステップになるはずです。

(嬉しいことがありました。自分の大学時代の大事な友人がメダカの屋外飼育デビューです。なんと和風感が溢れる石臼(いしうす)を利用したメダカ飼育です。飼育を始めたメダカの品種はクロメダカではありませんが、踏み出したその一歩に拍手なのです。) 

メダカ屋外飼育を楽しみましょう。

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