Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

タナゴ

冬の稚魚たち【タナゴ編】


寒い日が続きましたが、どうやら一段落のようです。
先日は屋外水槽には厚い氷が張りましたが、今日は大丈夫。
幸い、メダカ池は今年はまだ氷は張っていません。
そんなメダカ池で先日、ナイトウォッチングした時のことです。
寒さに強いアジメドジョウの元気な様子やメダカたちの様子を観察し、写真を撮ったりしたのですが、眼を凝らすとタイリクバラタナゴの稚魚の姿がありました。タイリクバラタナゴの稚魚1
昨年産まれた稚魚たちです。水温は下がっていますが、元気な様子です。4〜5匹はいます。
前にも書きましたが、タナゴの稚魚たちはメダカのようにスイスイと泳ぐのではなくて、まっすぐ数センチ泳いで一瞬止まり、少し角度を変えて数センチ泳いで、また一瞬止まり、また少し角度を少し変えて泳ぐといった感じで、なんとなく泳ぎがカクカクとしています。
泳いでいる場所は池の中層から上層の間という感じです。
ライトでしっかりと照らして観察すると背びれにはっきりとタイリクバラタナゴの稚魚の特徴である黒い斑点がありました。体長は1cmに満たないでしょうか。
昼間は水面が反射しますからタナゴの稚魚の写真は非常に難しいのですが、夜は・・・・、やっぱり難しいですよね。
なんといっても小さすぎます。ピントを合わせることがなかなか出来ません。
ということで置きピン(被写体が来ると思われる場所、または距離にピントを先に合わせて置くこと)で勝負です。
でも、やはり難しいですよね。
こんな写真しか撮れませんでした。
タイリクバラタナゴの稚魚2
それになんといっても寒すぎますし・・・・。(言い訳ですが。)
もう少し暖かくなってから再チャレンジです。
タナゴの稚魚たちには元気に春を迎えて欲しいと思います。
もう少し大きくなって待っていてね。
タイリクバラタナゴの稚魚3

タイリクバラタナゴの産卵

いつものようにメダカ池のナイトウォッチングに足を運び、ライトで水の中を照らしてみると、タイリクバラタナゴが7〜8匹、池の一箇所に集まって身を寄せ合うように群れていました。
いつもはこのような光景は見られませんから、タナゴたちは一体、何をやっているのだろうとよくよく観察してみると何やら土の中から黒い物体の一部が出ていて、その周りをタナゴが群れているのです。
もしやと思い、水の中に腕を入れて黒い物体をつまみ出してみると、やはりドブ貝でした。ドブ貝
昨年(もしかしたら一昨年)にタナゴの産卵用に入れた貝が元気に生きていたのです。(このドブ貝、土の中に隠れていてどこにいるのか全く不明でした。)
ドブ貝の周りにタナゴが群れていたということは、考えられることは産卵行為です。
早速、貝を水の中に戻してみると、すぐにタナゴたちが寄ってきて貝の周りで身を寄せ合い、もつれ合います。
ドブ貝の周りで群れ泳ぐタイリクバラタナゴ
このもつれ合っているタナゴたちのオスには婚姻色が出ていて、尾びれや腹部などが赤くなっています。そしてメスは白く長い産卵管がひらひらと伸びているのでした。
タナゴは二枚貝の出水官の中に長い産卵管で卵を生みつけ、オスの放出した精子と貝の中で受精し、孵化した稚魚は1ヶ月くらいを貝の中で過ごしてから外に出てくることになります。
メダカ池では毎年、数匹ずつ孵化をしていますが、いよいよ今年もタナゴたちも繁殖の季節となりました。
(なぜかタナゴの産卵しようと群れているところにヒドジョウやスジエビ、メダカなど数多くの生物が近寄ってきていました。他の生物もタナゴの産卵に浮かれているようです。)← タナゴの産卵時に放出されるオスの精子などを目当てに来ているのかもしれません。タイリクバラタナゴの産卵行為
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