Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

その他いろいろ

秋祭りと金魚掬い

疲れました。
今週は、家に帰ったのが火曜日と昨日の金曜日だけ。
仕事が忙しく徹夜した日もあって、さすがに体力的にきつい日々でした。
メダカたちの世話もほとんどできませんから、息子にお任せです。
これではメダカ飼育者失格ですね。やれやれ。

さて、我が家の屋外水槽の様子ですが、さすがに睡蓮やコウホネが花を咲かせることはなくなりましたが、ウォーターバコパにはいくつもの紫の可愛い花が咲いていました。
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小さな花なのですが、可憐で自分は大好きです。
冬が近づくにつれて、屋外飼育水槽の様子は寂しくなってくるのですが、こんな様子が楽しめるなんて屋外飼育は楽しいですよね。

話は変わり先週のことです。
10月は秋祭りの季節。
浜松のあちらこちらで秋祭りが行われました。
私の住む地域も八坂神社の祭典で、屋台の引き廻しが行われました。
そして、恒例の金魚掬(すく)いが催され子供たちで大賑わいです。

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▲秋祭り恒例の金魚掬い。

子供たちは何故か金魚掬いが大好きですよね。
(自分も大好きなのですが…)

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▲真剣な表情で勝負です。

小さくてもとても上手な子供がいました。

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▲構えが完璧なのです。

観察していると、次から次へと金魚を掬いあげていきます。
ポイ(金魚を掬う道具のこと)が、少し破れても、プラスチックの縁で金魚を掬いあげたりしますから、本格的ですよね。

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▲次々と金魚を掬っていきます。

う〜ん、将来が楽しみです。
プロの金魚掬い師になれそうですよね。(そんな職業があればの話ですが…)
しばらく金魚掬いの様子を観察していると、近所の子供が自分に金魚をくれました。
たくさん掬いあげたので、もうこれ以上、要らないとのこと。
ありがたく頂戴しました。
まあ、自分はずっと金魚掬いの様子を眺めていたので、そんな大人が不憫(ふびん)に思えたのかもしれません。

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▲ありがたく頂戴した金魚たち。元気です。

早速、金魚を家に持ち帰りました。
さて問題は金魚の住み家です。
あいにく、2つある屋内水槽は他の淡水魚で満杯ですし、屋外水槽も予備がありません。
どこの水槽に入れるのか少し悩みましたが、とりあえずヒメダカの数が少し減ってしまった睡蓮鉢がありましたから、そこに金魚たちを入れました。ヒメダカと金魚の混泳です。

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▲金魚たちの仮住まいとなった睡蓮鉢。

水合わせを行って金魚たちを入れたところ、金魚たちは中層辺りでゆったり泳ぎ始めました。
餌を与えるとぱくぱくと食べます。お腹が減っているようです。

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▲金魚に餌を与えたところ、元気に食べ始めました。

金魚鉢を用意いなければいけませんね。
しばらくしたら金魚鉢でゆったりと飼育をするつもりです。
それまでの我慢です。頑張って!

やっと待ちに待った週末です。
ゆっくりとメダカたちの世話を楽しみたいと思います。ついでに金魚の世話と観察もね。
皆さんも秋のメダカ屋外飼育を楽しんでくださいね。
では、また次回。

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500万アクセス突破です! 読者の皆さんに感謝。

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▲庭の睡蓮甕のスイレンが開花しました。黄色い花が素敵ですよね。

8月になりました。暑い日が続いています。
自分は、仕事が忙しく残業で帰宅が遅い日々が続き、いささか夏バテ状態です。
皆さんも健康管理には十分、注意してくださいね。

さて、この前の月曜日に、
このブログへのアクセス数が遂に500万を突破しました。
まあ、長く続けていればいずれは達成するのでしょうから、アクセス数に一喜一憂する必要はないのですが、多くの人にメダカの屋外飼育の楽しさを伝えようと思って始めたブログですから、それなりに感慨深いものがあります。

400万アクセスが今年の3月中旬でしたから、約4ヶ月で100万のアクセスがあったことになります。それだけメダカの屋外飼育愛好者が多いということなのでしょう。
このブログに対する自分の基本的なスタンス(ブログへの思い)は、400万アクセスの時に書いていますから、お時間のある方はどうぞご覧ください。

 クリック 150万人の訪問者と400万アクセスに感謝 

ということで、今回は500万アクセスを記念して、皆さんにメダカについてより深く知って頂くために、以前に書いた記事を少しだけリニューアルしてお届けします。

「メダカの雑学」です。
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メダカ(ダツ目メダカ亜目メダカ科)は学名を「Oryzias latipes」といいます。「Oryzias(オリジアス)」はイネの属名「Oryza」に由来しており、英名は「ライス・フィッシュ」です。日本語で 言えば「田の魚」という感じでしょうね。
このよう にメダカと稲作は切っても切れない縁があり、日本では稲作とともにメダカの安定的な生息環境が広まったといわれています。
とここまでは、メダカ飼育の解説本の多くで紹介されている内容で、このように日本のメダカは「Oryzias latipes(オリジアス・ラティペス)」の1種類と考えられていたのですが、最近になってこの定説を覆(くつがえ)す大ニュースが発表されました。

【メダカの種類は2種類だった!】

2012年に発表された大ニュースです。
日本のメダカは、青森から京都の日本海側に棲息する「北日本集団」とそれ以外の地域の「南日本集団」に分かれていることは判明していて分類学上は同一種とされていました。
し かし、近畿大大学院農学研究科や神奈川県立生命の星・地球博物館のチームが研究したところ、「北日本集団」は「南日本集団」と比べて雄の背びれの切れ込み が小さいことや、うろこが網目状に黒いこと、体に黒い斑点があることなどの違いがあることが判明しました。そして京都府のある川には両方の集団がいるので すが、交配をしていないことから別種と断定されました。
従来のメダカの学名である「Oryzias latipes(オリジアス・ラティペス)」は、今回の調査の結果、「南日本集団」のことで、「北日本集団」は別の種として「オリジアス・サカイズミ」と 命名されました。

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【メダカの特徴】
メダカは成魚で全長が3〜4cm程度です。
メダカ(クロメダカ)は上から見ると背中に薄い黒い筋があるのが特徴です。この特徴でメダカと外見が似たカダヤシなどと区別することができます。
なお、天然のメダカは、現在では様々な要因(外来魚による捕食、農薬や生活排水の影響、護岸工事の影響など)により環境省のレッドデータブックに記載され絶滅危惧種に指定されています。
このように天然のメダカの数は激減しているのですが、日本で一番多く流通している養殖魚はヒメダカであるといわれています。これは家庭での飼育用だけではなく大型熱帯魚の餌としても流通しているのです。

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【メダカの食性】

メダカは動物性プランクトンや植物性プランクトン、落下昆虫などを食べる雑食性です。ボウフラなども大好物です。
口が上向きに付いていて、主に水面近くの餌を食べます。

【メダカの寿命】
メダカの自然界における寿命は約1年です。その一生は前年の5〜6月に孵化し、翌年に産卵後、6〜7月頃に死ぬというものです。
しかし、人が大事に飼育すれば数年(3〜5年程度)は生きることができます。

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【メダカの習性】
メダカは群れで生活する魚です。
緩やかな流れの方向に頭を向けて水面近くを泳ぎます。
メダカは顕著な昼行性で明るくなると活動を開始して、日中は浅いところで盛んに摂餌し、夜間はそれよりも少し深いところで過ごします。

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【メダカの産卵】
メダカが1回に産む卵は2〜50個です。産卵は主に早朝に行われます。

【メダカの体色】
(クロ)メダカの体色はまわりの色に合わせて変わります。明るい容器に入れておくと白っぽく、砂利や土などを入れた場合は黒っぽくなります。

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【野生化したヒメダカはどうなる?】

メダカの改良品種のヒメダカが野生化するとどうなるのでしょうか。
私も以前、養殖業者さんがヒメダカを養殖している池の脇の水路にたくさんのヒメダカが泳いでいるのを見たことがあります。
このように野生化したヒメダカですが、体色が目立つ色なので鳥や他の魚などに狙われる確率が高くなります。また生き残った場合でも代を重ねると原種(クロメダカ)の姿に戻ると考えられています。

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【汽水域のメダカ】

メダカは淡水の魚なのですが塩分濃度の変化に対応できるので、汽水域の環境でも生息していけるとされています。汽水域とは川が海に注ぎ込んで混じり合っているような場所です。
以前に図書館で読んだ本に浜名湖(海につながった湖で広大な汽水域)でメダカを見たとの話が書かれていました。

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【メダカの睡眠】
メ ダカにも脳がありますから、脳の休息のために睡眠は不可欠です。メダカが動かずにいる時が睡眠を取っている状態になりますが、鰭が動いたりしていますか ら、単に活動を休止しているだけのように見えてしまいます。このように体を休ませるだけの魚たちの睡眠を「原始睡眠」と呼びます。
魚の睡眠はレム睡眠(浅い眠り)で、ノンレム睡眠(深い眠り)ではありません。
メダカが眠っていないように見える一番の理由は何かというと、魚類にはまぶたがありませんから、寝ていても眼を開けたままでいるので、睡眠を取っていないように見えてしまうのです。

メダカ

【目高(めだか)の意味】

メダカは漢字では「目高」と書きます。
この目高(めだか)という言葉ですが、広辞苑で意味を調べてみると、「メダカ科の硬骨魚。全長約3センチメートルで日本の淡水魚中最小。〜」などと紹介されているのですが、この意味は実は2番目に出ています。
それでは一番最初に紹介されている目高という言葉の意味は何なのでしょうか。
実は目高には次の意味がありました。
「目が高いこと。鑑識力がすぐれていること。また、そういう人」
つまり「お客さんはなかなかお目が高いですね。」などと言う場合がありますが、この意味の「目高」なのですよね。
良いメダカを見分けるためには自分が「目高」になる必要があるのかも知れません。

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【季語としてのメダカ】

目高(めだか)という言葉は俳句の季語ではいつの季節を表す言葉なのでしょうか。
早速、俳句歳時記を調べてみました。
すると...。
「夏、水槽や水盤などで飼われ、涼味が鑑賞される。」ということで皆さんの予想通り(?)、「夏」でした。
目高(めだか)、緋目高(ひめだか)、白目高(しろめだか)、全て夏の季語です。
因みに睡蓮(すいれん)も布袋草(ほていそう)もやはり夏の季語になっています。


さて、今回は500万アクセスを記念して、メダカを愛する皆さんに「メダカの雑学」をお届けしました。
やはり自分が飼育をしているメダカについての基本的な知識は持っていたいものです。
(今回は、過去記事を少しリニューアルしただけの記事となってしまいました。仕事が忙しくあまり時間がとれなかったので・・・、言い訳ですが。すみません。)

暑い日が続いていますから、体調管理には十分注意してメダカ屋外飼育を楽しんでくださいね。
では、また次回。

夏場の水温対策が気になる方は、どうぞご覧ください。
(まとめ)夏場の水温上昇対策 クリック

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