Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

スジエビ

スジエビとヒメダカは似たもの同士?

 グロテスクでユーモラスなスジエビ
我が家のプラ船水槽ではヒメダカを飼育していますが、以前からスジエビが同居しています。
プラ船水槽は水草の密度もありスジエビが暮らすにはちょうど良い感じのようで、今の季節、無事に冬を乗り越えたスジエビたちはとても元気です。
スジエビは基本的には肉食系ですが、我が家ではメダカの餌だけで他には特別な餌を与えていません。
ヒメダカの数が減っている様子もありませんから、ヒメダカが襲われていることはないと思います。(でも弱ったメダカなどは襲われることもあると思いますよ、きっと。)
では一体何を食べているのかということですが、いつも小さな手で(スジエビは手長えびの仲間です。)ツマツマして口になにやら運んでいますから、メダカの餌の残りや他の有機物などを手当たりしだいに食べているような感じです。肉食系よりも雑食系といったほうが正しいのかもしれません。プラ船水槽の掃除屋さんですね。
我が家のスジエビは前にも書きましたが、知人から川で採ったものを貰い繁殖したものです。
このスジエビ、実は釣り餌として主に販売されていますが、その場合は匹単位ではなくてグラム単位で売られたりしているなど、ビーシュリンプやヤマトヌマエビなどとは違って飼育対象にはなっていないような感じです。
でも飼育をしてみるとスジエビの愛嬌のある(ちょっとグロテスクですが)顔つきや行動はとても面白いですよ。
繁殖させることも簡単ですし(ちょっと増えすぎてしまうことが難点ですが)、釣具屋やネットで販売されている餌としてのスジエビを試しに購入して飼育をしてみてくださいね。

餌同士(ヒメダカとスジエビ)
スジエビは釣り餌として販売されていますが、因みにヒメダカも大型熱帯魚の生餌としての需要が大部分の魚です。従ってヒメダカとスジエビは、餌として主に飼育されているという境遇が似たもの同士ということになります。それがどうしたという感じですが、主に餌として大量に販売されている生物ですから、どちらも価格がとても安くて飼育もしやすくて、これだけ癒されたり楽しめたりするのですからとってもお得ですよね。おすすめですよ。お試しあれ!(但し、飼育水槽でメダカの自然孵化を目指す方にはおすすめしません。きっと卵も稚魚も食べられてしまうと思います。運がよければ生き残れるのでしょうが。)

 

資源を循環?スジエビの行動

おいしい?脱皮後の殻屋内エビ水槽の中では、エビたちが時々、脱皮をします。
もちろんエビは脱皮しながら徐々に成長していく節足動物ですから、別に不思議でも何でもないのですが、脱皮をすると当然、殻(抜け殻)が残ります。
この残った脱皮後の殻は水槽の中でどうなるのでしょうか・・・・?
我が家では、この脱皮した殻はスジエビの餌になっています。
コケ取名人のヤマトヌマエビや、ビーシュリンプ、レッドチェリーシュリンプなどが殻を食べている様子は観察できませんが、スジエビが殻をおいしそうに食べている様子は何回も観察しています。
もしかしたらエビたちの力関係でスジエビが他のエビを寄せ付けず殻を独占している可能性も否定できませんが、いずれにしてもスジエビの貴重なカルシウム源になっていることは間違いありません。
もちろん、自分の抜け殻も食べてそのカルシウムも吸収しますから、資源の循環が出来ているようです。名づけて「カルシウム循環システム」とでも申しましょうか。(まんまですが・・・。)
とにかく、さすがスジエビです。
エビ版ISO14001(環境マネジメントサイクル)の認証取得を申請しなくては・・・・なんてね。
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