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▲様々なブチメダカたち
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、ブチメダカの話です。(以前に書いた記事を一部、改めるとともに写真を追加しました。)
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ブチメダカとは元々の体色に様々なブチ模様が入ったメダカのことです。
▲ブチメダカの勇姿。
ブチメダカの「ブチ」を漢字で書くと「斑」とかきます。そして、「斑」という漢字の読み仮名は、「ぶち」以外にも「ふ」や「まだら」とも読みます。
日本人は不思議なことに、この「斑」が大好きで、「斑(ブチ・フ・マダラ)」が入っていることに価値を見出すのです。
特に植物では、葉などに斑(ふ)が入ることによって、その価値が大きく上がったりします。(「斑入り植物」でネットを検索すると様々な植物名にヒットしますよ。)
▲体全体に斑(ブチ)が入っています。
メダカの世界で、この「斑(ブチ・フ・マダラ)」が入ったのが、ブチメダカなのです。
安価なメダカ(例えば大型熱帯魚などの餌として販売されている餌用メダカなど)を大量に購入すると、その中にブチメダカが混じっていることがよくあります。
▲青水の中を泳ぐブチメダカ
餌用メダカとして他のメダカとともに販売されているようなブチメダカは、とても安価で手に入れることが出来るのですが、最近ではブリーダーが時間と工夫と手間をかけて交配することにより、様々な色のブチ模様(それも斑の色が一色だけではないのです。)が入った改良品種が生み出され販売されています。(ミニチュアの鯉という感じでしょうか。)
これらの改良品種のメダカは高値で販売されており、手軽には買うことができません。(やはり日本人は斑(ぶち)に価値を見出すのです。)
そして、その名称はブチメダカというような単純で簡単な名称ではなく、元となった品種名や体色から例えば楊貴妃三色錦透明鱗メダカのように(一度ではとても覚えることが出来ないような・・・。)、様々な名称が付けられています。
ブチメダカには、個体を識別しやすいというメダカ飼育者にとっては、とてもありがたい特徴があります。つまり斑(ブチ)の入り方が個体毎に異なっているため、識別しやすいのです。
▲ブチメダカの斑(ブチ)の入り方は、個体毎に異なります。
個体が識別できることにより、メダカへの思い入れもアップすること間違いなしです。
ブチメダカの斑(ブチ)が何かの病気と勘違いする方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。じっくりと観察して特徴ある個体毎の様々な斑模様を楽しんでください。
今回は、ブチメダカを紹介しました。いかがでしたでしょうか。
機会があれば少し高価ですが、様々な改良品種の飼育も楽しみたいですよね。
皆さんもメダカ飼育を楽しんでくださいね。
そして、暑い日が続きますが、熱中症と新型コロナウイルスには、くれぐれもご注意を。
では、また次回。
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