Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

黒メダカ

二つの甕(かめ)

今日は朝から夏の陽差しが降り注ぎました。
秋というよりも盛夏といった趣きです。
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▲今朝のプラ船水槽。夏の陽差しが降り注ぎます。

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▲夏の陽差しが眩しそうです。

さて、我が家には甕(かめ)が二つあります。
メダカ飼育者の常として、もちろん甕はメダカの屋外飼育容器として利用しています。
今回は、この二つの甕のメダカたちの様子を少しだけご紹介しますね。

まずは玄関脇に置いてある甕です。
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▲この甕ではクロメダカを飼育しています。

先日、この甕のメダカたちに餌を与えた時のことです。
餌は市販のフロートタイプ(すぐに沈まずに水面に浮く餌)だったのですが、水面に浮かんだ餌にすぐにメダカたちが寄り付きました。

食欲旺盛で見ていて楽しくなってきますよね。思わず「よしよし!」とうなずいてしまいます。
傍(はた)からみていると変な人に見えると思いますが、誰も見ていない(と思っています。)のですから大丈夫です。

しばらく、メダカの様子を眺めていたのですが、甕の隅の葉の上に、メダカの餌を狙ってミナミヌマエビが浮上しているのに気が付きました。
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▲ミナミヌマエビがメダカの餌を狙って睡蓮の葉の上に現れました。

しばらくすると他のミナミヌマエビも現れました。
メダカももちろん餌を食べますから、みんなで餌の奪い合いです。
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▲ヒカリとミナミが2匹、みんなで食事中です。

ミナミヌマエビもメダカに負けてはいません。メダカが来ると少し除(よ)けて場所を譲るのですが、すぐに戻ってきて餌をツマツマと食べているのでした。
このミナミヌマエビたちですが、ヤマトよりも小さくて可愛い感じで屋外で冬も越えますし次々と子供を産んで増えています。
今では、どの屋外水槽でもミナミヌマエビの数がメダカを上回っていると思います。
もちろん、数えたわけではありませんけどね。


次は、庭に置いてある甕の様子です。
この甕では、ヒメダカとクロメダカを飼育中です。今年産まれたメダカも飼育しています。
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まずは、今年産まれたヒメダカの様子です。
屋外でも立派に大きくなっています。
成魚の体型まで、もう少しといったところでしょうか。
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そして、次にご紹介するのはこの甕の主(ぬし)のクロメダカです。
見事に黒いため、観察がしにくいのですが写真では分かりますよね。
スーパーブラックとして販売出来るかも知れません。

体型も立派ですから、主(ぬし)としての存在感がありますよね。
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他のクロメダカは次のような体色ですから、主(ぬし)の黒さが分かると思います。
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実は、この真っ黒なクロメダカですが、メダカ池で飼育をしていた個体をこの甕に移したものです。
メダカ池ではタイリクバラタナゴやヒドジョウ、イトモロコなどに囲まれていましたから、とても主(ぬし)と呼ばれるような存在感はありませんでした。
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でも、この甕の中ではメダカたちだけですから、このクロメダカに主(ぬし)という称号を与えても大丈夫ですよね。

では、また次回。

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▲夏の終わりです。そこはかとなく秋の気配が漂います。

メダカの屋外飼育に興味がある、又は飼育を始めてみたいと思っている方は次の記事をご覧ください。
◎「GWにメダカの屋外飼育を始める方へ
「メダカのバケツ飼育のすすめ」← クリック

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クロメダカの魅力

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お盆です。
暑い日が続いていますね。猛暑です。
熱中症で倒れる人が全国で続出しています。
皆さんは、体調はいかがでしょうか。
適切な水分補給に心掛けて熱中症の予防をしてくださいね。早めの対応が必要です。

さて、先日の話です。
屋外飼育のメダカたちを眺めていると、人間と同じでこの猛暑にやられて、かなりへたばっているような感じです。

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もちろん、水温上昇対策はしてありますが、さすがに高水温が続くと心配になりますよね。
はたして、メダカたちは大丈夫なのでしょうか。

試しに玄関脇の睡蓮甕のクロメダカに餌を与えてみました。
様子を見るために、少な目に餌を与えてみます。
すると・・・

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食欲もりもりといった感じでクロメダカたちが餌に群がってきました。
そして、見る間に餌を食い尽くしてしまいました。
やあ〜良かったですね。ホッと一安心です。
クロメダカたちは元気いっぱいでした。
早速、追加で餌を与えたのでした。

さて、このクロメダカなのですが、メダカ屋外飼育の入門に最適な品種ですよ。
何といっても、丈夫で飼育しやすい品種です。
もちろん、急激な水温や水質の変化には弱いのですが、年間を通じた屋外の水温変化には全然、普通に適応しますから大丈夫です。氷の下でも平気で冬を越すことができます。

やはり、日本の四季に対応してきた温帯のメダカですから、水温への適応力が違います。
熱帯魚のように水温管理のためのヒーターなんて全く必要ありません。

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クロメダカは野生のメダカを飼育種として飼育をしてきた品種ですから、その外見は野生メダカのままで、体色は黒褐色をしています。
ということで、クロメダカを飼育していると、いかにも自然のメダカを飼育しているという感じになりますから、メダカ屋外飼育者の自己満足度はかなり高くなりますよね。
とにかくクロメダカの飼育は、メダカ屋外飼育者の心の琴線に触れてきます。
「俺はメダカを飼育してるぞ!」と誰彼かまわず叫んで自己主張したくなります。

特にビオトープを模した屋外飼育にはクロメダカは欠かせません。
屋外飼育水槽で自然生態系の観察モデルを目指すならば、抽水植物(ヨシ、コウホネ、ハスなど)
と水草とクロメダカの三点セットは必須です。

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でもクロメダカ飼育の難点もあります。
それは、とても地味で観察がしにくいということです。
特に昼間、太陽の光の陰になったような所に飼育容器があった場合や夕方になると、クロメダカがどこにいるのか分からなくなってしまいます。 甕や鉢のような水深がある容器を使用した場合には尚更です。
クロメダカが水面近くを泳いでいるのなら観察出来るのですが、少し潜ってしまうと、もう分かりません。
でも、地味な体色は自然界では、外敵に襲われにくいということにつながりますから、それはそれで意味があるんですよね。

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今ではメダカで一番流通している品種はヒメダカですから、メダカといえばヒメダカを思い浮かべる方の方が多くなっているかもしれませんが、やはり私たち日本人にとっては、メダカといえばクロメダカであって欲しいと思っています。

これからメダカを飼育される方には、ヒメダカは観察もしやすくて安価に購入できますからオススメなのですが、出来ればクロメダカも飼育をして欲しいですよね。

ということでメダカ屋外飼育の入門品種の一押しとしては・・・クロメダカをオススメします。
クロメダカはホームセンターなどでヒメダカとともに販売されていますから、手軽に購入出来ると思いますよ。(ヒメダカよりも価格は高く設定されていますけどね。)

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今年の夏はクロメダカの魅力に誘惑されてみてください。
そして、ぜひクロメダカの屋外飼育を楽しんでくださいね。

メダカの屋外飼育に興味がある、又は飼育を始めてみたいと思っている方は次の記事をご覧ください。
◎「GWにメダカの屋外飼育を始める方へ
「メダカのバケツ飼育のすすめ」← クリック

これからの季節の水温上昇対策については下記の記事を参考にしてみてくださいね。
「メダカ屋外飼育水槽の水温上昇対策」
「夏場の水温上昇対策(その2)」
「スーパー猛暑の対処法」

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