明日から今月末まではお休みなしの連続勤務となります。
ということで、せっかくの貴重な休日ですからメダカたちの世話や観察をしながら、のんびりと過ごそうと思ったのですが、残念ながら午前中からポツリポツリと雨が降り始め、午後から本格的な雨となってしまいました。(夕方には雨は上がりましたが。)
う〜ん、ついていないですよね。こういうときは天候に関係なく観察を楽しむことが出来る屋内飼育がうらやましくなります。
まあ、普段は魚の世話や装備に屋内飼育よりも手がかかっていませんから、あまり文句は言えませんが。
そんな雨降りの今日、雨の止み間にそそくさと屋外飼育水槽の観察に向かいました。
プラ船ではメダカたちが水底あたりでジッと動かずにいます。水温が下がっているようですね。
プラ船の苔石は、ますます和風の良い雰囲気を醸し出しています。(自己満足です。)
次はメダカ池です。
メダカ池の観察で気がついたことが二つありました。
まず、一つ目は元気ならんちゅうの姿です。
先日、お祭りの金魚すくい用のらんちゅうを無料(ただ)でいただいてきたことを報告しましたが、最初に入れた屋外水槽(睡蓮鉢)が手狭に感じたため、メダカ池に移しておいたのです。
最初の水槽では一ヶ所に集まってジッと動かずにいたのですが、メダカ池では元気にゆっくりヨタヨタ(とっても変な表現ですね。)と泳いでいます。
餌を与えたら、らんちゅうたちは喜んで餌に寄ってきました。よしよし可愛い金魚たちです。
しかし、与えたらんちゅう用の餌をまず初めに食べるのがタナゴたちです。いや〜、そのスピードはさすがです。
ヒドジョウたちも乱暴にらんちゅうを押しのけながら餌を奪います。
そして肝心のらんちゅうですが、ヒドジョウやタナゴたちに邪魔をされながらも、なんとか餌にありついている状況です。
それにしてもらんちゅうは頼りなさげというか、野性味が全く感じられない魚ですよね。
メダカ池を泳ぐらんちゅうの様子は、自然界に放り出された過保護な幼児(肥満児)という感じでしょうか。
過保護なくらいに世話が必要な生き物にとってはメダカ池は異質の環境で、このままでは生存競争に負けてしまいそうな感じですが、水面に浮いている餌はらんちゅうたちの物ですし、たっぷりと餌を与えるつもりですから、なんとかがんばってくれると思います。しばし様子見です。
そして、メダカ池でもう一つは気がついたことは、タナゴの稚魚の3匹目を発見したことです。
いままでは2匹までは確認していたのですが、今日しっかりと観察をしてみると稚魚たちが3匹、一緒に泳いでいるのでした。
もしかしたら、さらに稚魚がいるのかもしれませんね。
今年は昨年に購入したドブ貝が元気でしたから、タナゴたちの産卵にも支障がなかったようです。
タナゴの稚魚はまだ1cm程度で本当に小さいのですが、元気に育って欲しいものです。(もう少し大きくなってきたら、写真を撮ってみます。)
明日からは夜間観察が中心となりますが、らんちゅうやタナゴの稚魚など観察する楽しみが増えました。楽しみです。(寒くならないと良いのですが、どうなんでしょうね。)
▲メダカ池のクロメダカです。