Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

熱帯魚

我が家の屋内アクアリウム

ランプアイとメダカ
▲メダカとアフリカンランプアイ

メダカの屋外飼育水槽を覗いてみると、睡蓮の新芽がわずかに顔を出し始めました。
しかし、まだ寒い日が続いていますからメダカにはほとんど動きはありません。
特に自分が観察をする朝の出勤前は水温が下がっていますから、メダカたちは静かに佇(たたず)んでいるだけでブログを書くネタにはなりません。
ということで、今回はメダカ飼育ネタではなく番外編として、我が家の屋内アクアリウムで飼育をしている魚たちを紹介します。
実はメダカの写真撮影の練習として屋内アクアリウムの魚たちを撮ったことから、その写真を使ってブログを書こうという言わば一石二鳥の作戦ですが、見方を変えればネタ詰まりの窮余の策とでもいいましょうか・・・。

我が家の屋内水槽で飼育している魚たちは、どれも初心者向きの飼育しやすい魚たちです。
メダカの屋外飼育と同様に屋内アクアリウムも楽しいものですね。

【ゴールデンアカヒレ】
ゴールデンアカヒレ
おなじみのアカヒレ(コイ目コイ科)の改良種です。丈夫で飼育しやすい魚です。
この魚は熱帯魚ではなくて、メダカたちと同じ温帯魚なんですよね。
ですから低水温にも強く、屋内なら冬でも加温なしでも大丈夫です。
我が家では他の熱帯魚と一緒に水温25℃の水槽で混泳をしています。過保護ですよね。
体色が黄金色(というよりもオレンジ色)の素敵な魚です。

【白コリドラス】
白コリドラス
水槽のお掃除さんとしておなじみのコリドラスのアルビノ(白子)です。色素をつくる機能が抜け落ちているため白化しています。
アルビノの特徴として眼が赤くなっています。
色は白いだけで普通のコリドラスと変わりませんから、いつもせわしなく水底を動き回っています。

【アフリカンランプアイ】
アフリカンランプアイ
アフリカンランプアイはナイジェリアやカメルーンなどのアフリカ原産のポピュラーな熱帯魚です。
この魚はメダカの仲間ですが、体長は成魚になると日本のメダカよりも二回りくらい大きくなります。
水槽内でライトに照らされると大きな眼の上側がブルーに光り輝きますから、アフリカンランプアイの群泳は水草に映えて幻想的でとても美しいものです。
我が家で孵化したアフリカンランプアイも立派に成魚となっています。

【ネオンテトラ】
ネオンテトラ

【カージナルテトラ】
カージナルテトラ
上記の2種は定番のカラシン系の熱帯魚です。
ネオンテトラとカージナルテトラは姿形は酷似していますが、カージナルテトラは下腹部全体が赤く、ネオンテトラは腹部の半分から尾にかけてが赤いことから見分けが出来ます。
光を受けて輝くその姿態はとても素敵です。
すでに3年近く飼育をしていますが気を使うことがなく飼育出来るのが良いですよね。

【グローライトテトラ】
グローライトテトラ
この魚もカラシン系の定番の熱帯魚です。地味な感じですが、オレンジのラインが目立ちます。
飼育は容易で他の熱帯魚との混泳は、全く問題はありません。
成魚になると思ったよりも大きくなりました。少しメタボ系ですね。

【ゴールデンデルモゲニー】
ゴールデンデルモゲニー
このブログでは何度も紹介をしているダツ目サヨリ科の魚です。
サヨリのような独特の体型が特徴です。メダカと同じダツ目ですが、姿・形はまったく違いますよね。
観察をしていると個体同士がこの独特の長い口で咬みあっていることがあります。
もともとが汽水域(淡水と海水がまじりあった水)の魚ですが純淡水でも全く大丈夫です。

汽水域のメダカ

今日は午後から薄曇りで一日晴れていた昨日よりもずっと寒い感じがします。
こんな冬の日のメダカ池を観察してみました。
こんな天気でメダカ池のメダカたちは日光浴が出来ませんから、いつもよりも元気が無いような気がします。
タナゴ(タイリクバラタナゴ)ですが、稚魚たちの泳ぐ姿は見ることができましたが成魚は水草や流木の陰に隠れていて姿を現しません。タナゴの仲間のアブラボテが一瞬、姿を現しましたがすぐに隠れてしまいました。
メダカ池で元気なのはアジメドジョウ。
流木の隙間を住処としていますが、そこを拠点として流木や池の壁面の藻などをせわしなく食べています。
アジメドジョウ
▲冬でも元気なアジメドジョウ。ヒゲがかわいいですね。

そして人工餌にも十分に慣れていますから、メダカや川魚の餌を与えるとすぐに喰らいついてきます。
まあ雑食ですからね。何でも食べるということは良いことですよね。
餌を与えて期待どおりに食べてくれるのは飼育者としては、とても心地よいものです。

話は変わって以前、このブログでも報告した屋内の熱帯魚水槽で飼育をしているサヨリに似たちょっと奇妙な体型(下顎が上顎より前に出ている)が特徴的な熱帯魚ゴールデンデルモゲニーですが、5匹とも元気にカラシン系の他の熱帯魚やメダカの仲間のアフリカンランプアイと混泳しています。
水槽の上層がこの魚のテリトリー。ちょうどメダカたちと同じようなポジションです。
上から見たゴールデンデルモゲニー
▲水槽の上層を泳ぐゴールデンデルモゲニー。(舌を噛みそうな名前です。)

まあメダカと同じダツ目の魚ですからね。(因みにゴールデンデルモゲニーはダツ目サヨリ科、メダカはダツ目メダカ科です。近いような遠いような微妙な感じですが。)
メダカたちとの混泳はまだ試していませんが、もしかしたらテリトリー争いがあるかもしれませんね。
ゴールデンデルモゲニー同士は、時々、長い口でお互いを噛みあったりしています。
ゴールデンデルモゲニー
▲下顎が上顎よりも長いのが特徴。つぶらな瞳が輝きます。

このゴールデンデルモゲニー、実はもともとが汽水域(淡水と海水がまじりあった水)の魚ですが純淡水でも全く大丈夫です。

逆にメダカは淡水の魚なのですが汽水域の環境でも生息していけるようです。塩分濃度の変化に対応できるようで、以前、読んだ本に浜名湖(海につながった湖で広大な汽水域)でメダカを見たとの話が書かれていました。ただし、対応はできても汽水域はメダカが住みよい環境ではないですから、まずメダカはいないと思いますが。
メダカたち
▲汽水域にも対応するメダカたち。でもやっぱり淡水が良いですよね。

日本のメダカに最も近縁といわれているのが、メコン川流域に住むメコンメダカや中国南部に住むハイナンメダカですが、これらのメダカがもしかしたら海に出て暖流に乗って日本に来たのかもしれませんね。(これは冗談です。一時的には海水でもメダカは生きていけるようですが、無理でしょう。)
でも日本のメダカとメコン川や中国のメダカとの繋がりや関係を想像してみると楽しいですね。

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