Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

ミナミヌマエビ

失踪したアオメダカの遺児たちと赤いミナミヌマエビのお話

7月の記事でアオメダカの失踪について書きましたが、その遺児たちが無事に成長をして幼魚レベルまで成長しました。

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▲無事に成長したアオメダカ

実は、失踪後、アオメダカを新規に4匹ほど購入したのですが、そのメダカたちが少し小さめであったことから、試しに遺児たちと一緒に育ててみましたが、この同居が大成功でした。(クロメダカの稚魚も育っていました。)
その後、購入したメダカたちも産卵し、いつの間にやら稚魚が産まれているのですが、その稚魚たちも親とともにゆったりと泳いでいます。

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▲アオメダカの成魚と幼魚。クロメダカも成長中です。

メダカの稚魚と成魚の同居は、なかなか上手くいかずに稚魚が成魚に食べられてしまうことが多いのですが、育てる環境(成魚の数が少なくて、容量が多い屋外水槽など)によっては、稚魚と同居が出来るんですね。

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そして、もう一つのお話を。
屋外飼育水槽で楊貴妃メダカを飼育しています。

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▲優雅で華麗な楊貴妃メダカです。

昨日、楊貴妃メダカに餌を与えていると、水槽の隅になにやら赤い生き物を発見しました。

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▲この赤い生き物は何?

何だろうと気になって、観察してみると赤いエビです。
この水槽にはタンクメイトとしてミナミヌマエビとヤマトヌマエビを入れてあるのですが、ヤマトヌマエビは汽水域はないと繁殖できませんから、どうやらミナミヌマエビが繁殖し、体色に赤が強く出たエビが育ったようです。

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▲赤い体色のミナミヌマエビ

それにしても見事な赤ですね。
レッドビーシュリンプというよりも、ミナミですから近縁種のレッドチェリーシュリンプにそっくりです。
通常のミナミヌマエビは、体色は地味ですから、あまり目立ちませんから、こんな個体が産まれてくるなんてビックリです。これなら観賞用のエビとして人気が出てきそうですよね。

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▲通常のミナミヌマエビです。

赤い体色のミナミヌマエビがいることは聞いたことがありましたが、初めて見ました。(水温が高くなると赤くなるという話も聞いたことがありますが、他のエビはそんな様子はありませんし真偽は不明です。)
思わず、屋内水槽に入れて観察をしたくなりましたが、すぐに繁茂したナガバオモダカに隠れて見えなくなってしまいました。

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▲去っていく赤いミナミヌマエビ

実は青水化したプラ船でもミナミヌマエビが大繁殖し、エビ水槽と化しています。
メダカ飼育の脇役なのですが、観察をしてみるとしっかりと自己主張していますから楽しいですよね。
いつもツマツマと小さな前肢の鋏で餌を口に運んでいます。

ミナミヌマエビは小さくてもメダカの餌の残りなどをしっかりとお掃除をしてくれますし、特に特別な餌を与えなくても大丈夫でとても育てやすい淡水エビですから、おすすめですよ。

ただし、流通しているミナミヌマエビの中には大陸産も混じっているようですから、自然界には放流や流出することのないように飼育をしてください。(もしかしたら、我が家のミナミも大陸産かもしれません。流出に気をつけなければ・・・。)

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ミナミヌマエビの大繁殖

ミナミヌマエビ5
以前に少しご紹介をしましたが、今年の夏、プラ船水槽でミナミヌマエビが大増殖をしました。
ミナミヌマエビは屋内アクアリウムではヤマトヌマエビとともにタンクメイトとして苔取りなどに利用されていておなじみですが、我がプラ船水槽にもメダカメイト(?)として導入したものです。
体長はヤマトヌマエビよりもかなり小さくビーシュリンプよりも少し大きいくらいでしょうか。
ミナミヌマエビ4
そういえば人気があるレッドチェリーシュリンプは、ミナミヌマエビの近縁種らしいですよね。
このミナミヌマエビ、いつもツマツマと前肢(歩脚)の鋏を使って何やら餌を口に運んでいるのですが、苔取り能力はヤマトヌマエビに比べるとかなり劣るようです。まあ、ヤマトヌマエビはメダカよりもずっと大きくなったりしますからね、当然パワーは違うと思います。
ミナミヌマエビ6
ミナミヌマエビは1ヶ月近く抱卵し、稚エビの状態で産まれてきます。今年の夏に抱卵した個体を数匹、見つけたのですが、今の状態を見るとこれらの子供たちが無事に育ったようです。
プラ船水槽は少し青水化しているため、水底は見ることができませんが、ミナミヌマエビたちは昼間から元気に水面近くで活動をしているのでした。
昨日の夕方には少し古くなった睡蓮の葉の上に何故かミナミヌマエビたちが集団となっていました。
ミナミヌマエビ1
いったいどうしたのかと覗いてみると水没しかかった古葉の上に残ったメダカの餌に群がっているようです。
中には餌に夢中になって、頭が水上に出ているエビもいます。エビたちが群がって餌を食べてる様子はとても面白いですよね。
ミナミヌマエビ3
写真を撮影し、更にしっかりと観察しようと近づいてみると、エビたちが気付き一斉に逃げてしまいました。しかし、しばらくすると1匹、1匹と再び、古葉の上に戻ってくるのでした。
どうやらプラ船水槽では主(あるじ)のメダカよりもミナミヌマエビの数の方が断然多くなったようです。
ということで、数匹ずつ別の屋外水槽に移動させようか、などと考えています。
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