▲睡蓮の葉が水面に浮かんできました。
今週は関東地方でも雪が降るなど「寒の戻り」で、まるで冬のような気候となりました。
昨日も冷たい雨が降りましたから、春の進行も一時ストップという感じですよね。
でも、屋外飼育水槽の様子を観察すると、睡蓮の若葉が水面に浮かんできました。
メダカたちの食欲も増しているようで、楽しい季節となってきました。
さて、産卵シーズン突入ということで、採卵を考えている方も多いと思います。
採卵ツールとして便りになるのがホテイ草ですよね。
ホテイ草の根はメダカの採卵に最適なのですが、ホームセンターなどには出回り始めたばかりですから、まだ入荷していなくて手に入れることが出来ない方もいらっしゃると思います。
シュロの皮も採卵に適しているのですが、簡単に入手出来ないのが難点です。
そんな時には、役立つのが「シュロたわし」です。
以前に紹介した記事をそのまま引用します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆シュロたわし
硯(すずり)洗いとして、また急須の茶渋落としなどを用途として市販されている「シュロたわし」です。
▲これが「シュロたわし」です。
この「シュロたわし」は、少し手を加えるだけで産卵床に早変わりするのです。
「シュロたわし」を縛っている針金を1箇所を残して他を取り外すだけという超簡単な作業をするだけです。
針金を外すとこんな感じになります。
▲針金を外した「シュロたわし」。使用されているシュロの量が半端無く多いのです。
超簡単に産卵床の出来上がりです。
外した針金は、鉢や甕など飼育水槽の縁に掛けることが出来るように曲げてフックにして利用します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 引用終わり。
先日、このシュロたわしを玄関脇の睡蓮瓶に沈めて今年はじめての採卵にチャレンジしてみました。
▲玄関脇の睡蓮瓶
▲シュロたわしを沈めてみました。
朝方に沈めて、翌日の朝までそのまま置いておこうかなと思ったのですが、どうしても我慢できなくて、午後の4時過ぎに取り出してみました。
果たしてシュロたわしに産卵しているのでしょうか。通常、産卵は夜から朝方に行われるので、あまり期待してもいけません。
やはり、取り出してみると、「シュロたわし」の表面には卵を見つけることができません。
う〜ん、やはり明日までそのままにしておくべきだったのかと少しがっくりしたのですが、気を取り直して、何重にもなったシュロの皮を順にめくり上げていくと・・・、ありました。
卵を発見です。
採卵は、毎年、何回も行っていますが、やはり成果があると嬉しいですよね。
▲産み付けられた卵
他にもあるはずと、しっかり探してみると、3つの卵が産み付けられていました。
上出来です。
早速、優れ物の観察ケースの「ふぉっとっと」に入れて、観察です。
▲観察ケースの「ふぉっとっと」
直径が1mm程度で、とても小さな卵です。
▲今年、初めて採卵した卵
しっかりとした卵ですよね。元気に孵化をして欲しいものです。
それにしても「シュロたわし」は丈夫ですよね。
昨年に購入して、屋外に放置しておいたのですが、そのまま使用できました。
▲昨年に購入したのですが、まだまだ使えそうです。
今回は、「シュロたわし」を使用した採卵の様子をお伝えしました。
ホテイ草の代用品として、一つ、購入しておくと便利ですよ。
おすすめです。
メダカ飼育がますます楽しくなってきました。
皆さんも4月のメダカ飼育を楽しんでくださいね。
では、また次回。
クリック
にほんブログ村