今回はあるメダカ飼育者に突然訪れた悲劇について報告をします。
今朝のことです。
出勤前の貴重な時間を使ってかわいいメダカたちに餌やりを行い、後ろ髪を引かれながらもそろそろ出勤しようと思った時のことです。ふと青水水槽のヒメコウホネの花が眼に留まりました。
ヒメコウホネの花
ヒメコウホネが可憐な黄色い花を咲かせていたのですが、その花が我が家の外壁の方に伸びていてとても窮屈に思えたのです。
ということで時間があまりなかったのですが青水水槽を少し移動させることとしました。
これが悲劇の始まりです。
少しずつ移動させるために水槽の縁を両手で持ち、エイヤっと力を入れて動かそうと屈んだ時に青水の中になにかがポチャリ。
エッ、何っと慌てて胸ポケットを探ると、そこに入れてあった携帯電話がありません。
「ガーーーン!!!!」とマンガならそのショックを表すのでしょうか、まさにそのとおり。
この青水水槽の中に
慌てて青水の中を手で探ります。
なかなか携帯電話が見つかりません。
いつもなら青水の見事なグリーンウォーターを誇らしげに自慢するのですが、今日は逆に透明度の低い青水が仇となってしまいました。
しばらく手探りをしてなんとか携帯電話を見つけだし、すぐに水をハンカチで拭います。
手元や服が青水で濡れましたが、そんなことを気にしている場合ではありません。
水をある程度拭った後、おそるおそる電源を入れてみました。
すると・・・・なんと電源が入りました。
よかった!、胸をなで下ろします。
さすが世界の名機、水にも強いんだと思ったのも束の間でした。
初めは電源が入り画面が表示されたのですが、その後、不気味に画面が瞬き、そしてついにブラックアウト、画面が消えてしまったのです。
この瞬間はメダカ飼育にどっぷり浸かっていたメダカ飼育者の頭からメダカのことが全く消え失せていました。
何とか気を取り直して使えなくなった携帯電話を片手に愛車で出勤し、ギリギリで勤務に間にあいました。
そして職場でしばらく携帯電話を乾かして電源を入れてみたのですが、悲しいことにやはり電源は入りませんでした。
どうやらご臨終のようです。
この青水水槽の中に
ネットで白ロムで購入した世界の名機(世界的にはRAZRの名前であのiPhoneが発売されるまでの3年間、販売台数第1位という大ヒットした携帯電話です。なぜか日本では売れなかったのですが)、モトローラのm702isはその使命を思わぬ形で終えました。
あるメダカ飼育者を襲った悲劇が皆さんの身にもいつ起こるかわかりません。
携帯の池ポチャ、くれぐれも気をつけてくださいね。