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今回の記事は、これからメダカの屋外飼育を始める方のために、ホームセンターで販売されている様々なプランターを飼育容器として使用した屋外飼育について書いてみます。
メダカをどのような容器で飼育をするのかを考えることはとても楽しいものです。
やはりメダカの屋外飼育の定番容器と言えば、睡蓮鉢や睡蓮瓶でしょう。
睡蓮鉢や睡蓮瓶は、睡蓮の栽培を行うための容器ですから開口部が広く、そしてそれなりに水深もあり、メダカの飼育に適しています。また作りが丈夫に出来ていて長期間の使用が出来ます。
しかし、手軽に始めたいという方にとっては価格が高いことがネックとなります。
また、プラ舟やトロ船、ジャンボタライ、大型ポリバケツなどもあります。これらの容器は睡蓮鉢などよりも更に開口部が広く、多くの水量が確保出来て水質や水温の変化にも強く、メダカ飼育には最適なのですが、それなりの広さの設置スペースが必要となります。
▲プラ舟水槽
そこで、これからメダカの屋外飼育を始める方にオススメするのがホームセンターで売られているプランターです。
ホームセンターでは様々なプランターが売られています。
▲こんな感じで園芸用プランターが販売されています。
園芸用プランターは思ったよりも丈夫で、メダカ屋外飼育容器に転用できます。
様々な色と形があり、よりどりみどり。値段も安価ですからどれを購入するのか迷ってしまいますよね。
水連鉢風の容器もあります。
▲安価なプランター。ワンコインでお釣りが来ます。
プランターをメダカの飼育容器とする場合の注意点があります。
これらのプランターは用途が園芸用ですから必ず水抜き穴が空いているのです。
でもご安心を。通常、これらのプランターには水抜き穴を塞(ふさ)ぐためのの栓(せん)が付属しています。(探さないと気が付かないことがあるのでご注意を。)
▲こんな場所に栓がありました。(付属の底敷きに付いていました。)
▲付属の栓で水抜き穴に蓋をしました。
栓ですが、水槽として使用する場合には、下からではなく上から押し込むのが基本です。下から栓をして水が漏れて大変なことになったことがありました。
プランターに底土として赤玉土を入れ、鉢植えの姫睡蓮を沈めれば睡蓮鉢風の飼育水槽に早変わりです。ナガバオモダカは直植えをしています。
▲睡蓮鉢の代用となりました。
また、野菜栽培用のプランターもメダカの飼育水槽として使用できます。
▲プランターが山積みされています。手前が野菜用プランター
野菜用プランターに赤玉土を入れ水性植物を植え付けて、鉢植えの睡蓮を沈めました。
▲野菜栽培用プランターがメダカ飼育水槽となりました。
高さがありそれなりの水深を確保出来ますから、睡蓮を楽しむことが出来ます。
また、前回の大雨対策の記事でもご紹介しましたが、このプランターは上部に水抜き穴がありますから、大雨時に水が溢れてメダカが流されてしますことを防ぐことが出来る優れものの容器なのです。
屋外飼育のスペースが余り取れないという方には、小さなプランターもあります。
小さなプランターならベランダなどにも手軽に置くことができます。
▲小さなプランターが売られていました。
▲底敷きに水抜き穴を塞(ふさ)ぐ栓(せん)が付いていました。
▲栓で水抜き穴に蓋をした様子です。(写真の上部です。)
▲ミニビオトープになりました。
赤玉土を入れ、鉢植えの姫睡蓮を沈めるとヒメダカの立派な住み家に早変わりです。
いかがでしょうか。
いくつかのプランターを代用した飼育容器をご紹介しましたが、様々な色や形がありますから、自分好みのプランターでメダカを飼育出来るのが良いですよね。
睡蓮瓶(奥)と水連鉢(その前)、そして睡蓮鉢風のプランター(横)。
これからメダカの屋外飼育を始める方には、プラ舟や睡蓮鉢のような大きな容器でメダカの屋外飼育を楽しむ前に、まずはプランターで手軽に(安価に)メダカ飼育を始めてみて、飼育に慣れてから大きな容器にチャレンジすることをオススメします。
また、既に様々な容器で飼育を行っている方も、これから水槽を増やすことを考える時には、プランターを選択肢の一つとすることも楽しいと思います。
今回はホームセンターのプランターで始めるメダカの飼育についてご紹介しました。
メダカの屋外飼育を楽しみましょう。
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