Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

大雨対策

梅雨です。 〜 メダカ屋外飼育の大雨対策 〜

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「メダカ屋外飼育ガイド」を読みたい方は上の画像をクリックしてください。

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梅雨です。ジメジメとして鬱陶(うっとう)しい日々が始まりました。

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メダカの屋外飼育では、梅雨の季節は大雨の影響を気にすることとなります。
大雨でなくても、長雨が続けば屋外飼育水槽の水が溢れてしまい、場合によってはメダカも一緒に流されてしまいます。

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メダカの屋外飼育では、梅雨の大雨対策はどのようにすれば良いのでしょうか。
大雨対策については、以前も記事にしていますが、今回は以前の記事を加筆修正してご紹介しますね。

1 軒下など雨が防げる場所に水槽を設置
大雨対策として自分が一番、オススメするのは、雨が直接、降り込まないような場所、例えば軒下などの屋外ではあるけれど、雨をしのげるような場所に屋外水槽を設置することです。
この軒下に水槽を置く利点は他にもあります。
直射日光を避ける(または日が当たる時間が短くなる)ことができることから、夏の水温上昇対策にもなるのです。一石二鳥となる設置場所です。。


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▲我が家の玄関脇の睡蓮瓶。軒下なので雨が降り込んでも水が溢れることはありません。

もちろん、完全に雨を防ぐことができるわけではありませんが、自分の経験では適度に雨が降り込む軒下は屋外飼育者にとっては、日が当たり雨も降るということで自然の中でメダカを飼育しているという満足度が高い(自己満足ですが)設置場所なのです。

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▲軒下の睡蓮鉢

2 庭木や低木の下に水槽を設置
次の対策は、庭木や低木などの下に水槽を置くことです。木の枝や葉が茂っていることで、雨が一度に大量に降り注ぐことを防ぐことが出来ます。(当然、葉の密度によって効果が異なります。)また、軒下と同様に直射日光を防ぎますから、水温上昇対策にもつながります。木漏れ日の下に屋外水槽が設置してあるのは素敵ですよね。
ただし、落葉する木の場合は、水槽の中に葉が落ちますので注意が必要です。

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▲柊の葉が雨の影響を軽減します。

3 水槽を雨が当たらない場所に移動する
水槽を移動することが出来れば、大雨対策になりますよね。
しかし、通常はなかなかこのような対策は出来ません。大きな水槽を動かすことは難しいのです。
このようなことを行うためには飼育水槽を設置する段階で、移動できる水槽にする必要があります。
移動できる飼育水槽としてオススメなのが「バケツ」です。
以前に記事にしていますから、気になる方は御覧ください。

メダカのバケツ飼育のススメ

バケツなら取っ手があり、丈夫ですし手軽に移動できますから、設置場所を選びません。屋内にも運び込むことができます。
外観を気にしなければバケツも飼育水槽の有力な選択肢になりますから、メダカの水槽を新たに設置したり、更に数を増やそうと考えている方はぜひご検討ください。

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▲バケツ水槽の準備

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▲バケツ水槽でもこんな感じでメダカ飼育を楽しめます。

4 水抜き穴がある容器を使用する
大雨時に水が容器から溢れてメダカが流されないための対策として水抜き穴がある水槽を使用するという方法があります。
以前にもご紹介しましたがホームセンターで売られているベジタブルプランターの中には水抜き穴が設けられているものがあります。

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▲ベジタブルプランターを利用した飼育水槽

下の写真のように容器の丈夫に穴がいくつも空いていますから、メダカが流されることなく水が排出されます。

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▲水抜き穴が空いています。

この方法は、容器の種類によっては応用が出来ます。穴を空けることが出来る容器、例えば、我が家でも実施しましたがプラ舟などにドリルで穴をいくつか空けておけば安心です。

5 その他の対策
(1)蓋をする
その他の対策として、いくつかの方法をご紹介します。
まず、簡単に実施できるものとして、容器に板などで蓋をするという方法があります。
もちろん、容器の開口部のすべてを覆ってしまうことはNGですが、一部を覆うことにより雨の影響を軽減することが出来ます。雨だけではなく風が強いことにも備えて重しを設置することも忘れずに。

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(2)水を減らしておく
大雨が予測される場合、事前に水を減らしておくという方法があります。
アクアショップなどに屋内水槽用ですが、様々な排水用ポンプが販売されていますから、ポンプを一つ用意をしておけば排水が簡単になります。
ただし、雨が降り続いている時に慌てて対応しようとすると、雨の中の作業となりますし、夜間などになってしまうと大変です。タイミングを間違えないように実施をすることが大切です。

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いくつかの大雨対策をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。


梅雨というとマイナスイメージばかりですが、実はメダカの屋外飼育では、雨が降っている時の様子も素敵な情景となります。

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▲雨と睡蓮とメダカ。素敵な情景です。

自分は、雨の飼育水槽の様子を観察することも大好きなのですが、しかし、さすがに大雨のときは、観察を楽しむことが出来ませんし、メダカを心配をする必要があります。

大雨の対応だけは忘れずに事前にしっかりと行っておきたいものですよね。

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今回は入梅ということで、大雨対策をご紹介しました。(昨日、沖縄は梅雨明けでした。沖縄の梅雨が明けると本州は梅雨の本番となります。日本は広いですね。)

今回、記事にした以外に良い大雨対策がありましたら、ぜひ、このブログのコメント欄でご紹介ください。

なお、今回の大雨対策は台風の時の対策にも応用できますよ。

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梅雨に負けずにメダカの屋外飼育を楽しみましょう。

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梅雨(つゆ)の大雨とメダカの屋外飼育

今日は土曜日で待望のお休みです。
しかし風邪がまだ治りません。喉の痛みは無くなったのですが、まだ咳が続いています。
風邪の治療にはやはり休息ですよね。
とはいっても、せっかくのお休みですから朝からメダカの世話と観察を行いました。

シロメダカの睡蓮鉢では、スイレンの花が咲いていました。
素敵な淡いピンク系の小振りな花です。
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▲淡いピンクの花です。シロメダカも喜んで?いますよね。

今週の木曜日の出勤時に蕾が開きかかっているのに気がつきましたから、今日で3、4日目だと思います。
きっと今日あたりで花は終わるのでしょうね。
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▲朝、出勤前の花の様子。(木曜日の朝です。)

平日では観察ができませんから、休日に開花していてくれてラッキーでした。

そして、ひととおり餌をメダカたちに与えた後、ヒメダカの睡蓮甕のスイレンの鉢の下にブロックを入れて、鉢全体を水面に近づけました。
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実は睡蓮栽培の師匠と勝手に私が呼んでいる(いつもコメントをいただく)花好き爺さんから株元にしっかりと日の光が当たるようにした方がよいとのアドバイスをいただいたからです。
睡蓮に花を咲かせるためには日光が十分に株元に当たることが必要であることは分かっていましたが、この睡蓮鉢のスイレンは深い場所に植え付けた鉢のまま沈めて置いて、なんとなくそのままにしていたところを写真だけで気がつくとはさすが師匠です。
さて、これで花を咲かせてくれれば嬉しいのですが、どうなのでしょうか。(ブロックをもう一つ追加した方が良いかも知れませんが、とりあえず少し様子を見てみようかと思っています。)

ここからは残念で悲しいお話です。
私の住む浜松では昨日から大雨となり警報が発令されました。
そして、浜名湖では皆さんもニュースや新聞で知っている方も多いと思いますが、中学生の乗ったカッターボートが荒天で波が高く動けなくなり、他のボートで牽引中に転覆してしまい可哀想な事に尊い人命が失われてしまいました。
今回の事故の舞台となった研修施設は浜松に住む人にはお馴染みの施設で、私も小学校の時にお世話になりましたし、私の子供も4月末に学校の合宿でお世話になったばかりなので人ごとには思えません。
今回のカッター訓練が研修施設のメイン行事になっていましたから、いままで蓄積していた経験則があったはずなのですが、きっと判断ミスがあったのでしょうね。
亡くなられた方には謹んでお悔やみを申し上げます。

さて、またメダカ飼育に話を戻します。
梅雨になると屋外飼育で気になることは、屋外水槽の設置場所です。
雨が直接、入り込む場所に設置してあると、大雨によって水が飼育容器(鉢・甕など)からオーバーフローし、メダカが流されてしまうのではないかと心配になりますよね。
では実際は、どうなのでしょうか?
まず、メダカの稚魚の場合は水流に逆らうことがなかなか出来ませんから、大雨で水が溢れ出る時に一緒に流されてしまう可能性が十分にあります。(というよりも流されます。)
成魚の場合には、水流に逆らうことが出来ますから、まずは大丈夫だと思いますが、流される可能性がゼロではありません。
少しばかりの雨なら気にする必要はありませんが、大雨が降るような場合は、雨が入り込む場所に設置されている屋外飼育容器は要注意です。

対策としては、直接、雨が入り込む場所には水槽を設置しないのが一番でしょうね。
我が家の屋外水槽の場合は、ヒメダカの睡蓮甕を除いて、後の水槽は玄関脇や軒下に設置してあり、雨が直接入り込む量が少ないため、メダカが流されてしまうことはありません。
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▲玄関脇の軒下に設置されたクロメダカの睡蓮甕

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▲庭石の横に設置されたヒメダカの睡蓮甕。雨が直接入り込みます。

しかし、飼育水槽が雨が降り込む場所からどうしても動かすことが出来ない場合はどうしたら良いのでしょうか。
その場合は、大雨が予測される場合、あらかじめ少し水を減らしておいたり、板などで水槽を半分〜2/3程度覆って、入り込む雨の量を調整するなどの方法があります。
またプラ船の場合には、縁のすぐ下あたりに、電動ドリル等で小さな穴をいくつか開けておくという方法もあります。

まあ、基本的にはメダカの成魚は大雨が降って雨粒が激しく水面を叩くような場合には、警戒して水面近くには浮上しないで睡蓮の葉陰や水底などに身を寄せますから、まずは大丈夫だとは思いますけどね。
とはいっても用心することは必要ですから、大雨対策は忘れずに行ってくださいね。
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▲アオメダカの睡蓮鉢。軒下にあり、雨は少し入り込む程度です。

いずれにしても稚魚は大雨には気をつけてくださいね。
雨が上がって屋外水槽を覗いてみたら、お気に入りのメダカがいなくなったなどという悲劇が起こらないように、まずは事前の準備が必要です。


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