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梅雨の末期の大雨が熊本県をはじめとして様々な地域に甚大な被害をもたらしています。
静岡県にも大雨の影響が出ています。
気象情報を確認し、被害が予測される場合には早めに避難をしてください。
メダカも大事ですが、自分の命が第一なのです。
今回の豪雨で被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。
一刻も早い復旧を願っています。
さて、先日の話です。
メダカの屋外飼育水槽の様子を見に行ったところ、梅雨の雨に打たれながらも睡蓮が2箇所の水槽で咲いていました。
▲ピンクの睡蓮の花
▲白い睡蓮の花
さて、以前にも記事にしましたが、(それも何回も)メダカ屋外飼育と睡蓮栽培を楽しんでいる方には、大きく分けると「メダカ派」と「スイレン派」の2種類のタイプがあります。
「メダカ派」は、メダカ飼育の為に睡蓮を栽培しているタイプ。
「スイレン派」が、睡蓮栽培を楽しみたくて、ボウフラ対策などの為にメダカを飼育しているタイプ。
もちろん、メダカとスイレンの両方楽しみたいという方もいらっしゃると思いますが、今回の記事の都合上、「メダカ派」と「スイレン派」の2つのタイプへの分類で話を進めます。
上記の分類に当てはめると、自分は完全に「メダカ派」なのです。
自分が睡蓮栽培を始めたきっかけは、メダカの屋外飼育の為の飼育容器に睡蓮鉢や甕を使用することとなり、睡蓮がメダカの隠れ家になったりすることから、メダカの為に睡蓮栽培を始めたのです。
もちろん、睡蓮の花を見たいという目的もありますが、それでもメダカ中心に考えています。
自分は「メダカ派」ですから、睡蓮の葉が増えてしまったことによりメダカが泳ぐための水面が狭くなってしまった場合には、睡蓮の葉を撤去することに何らの躊躇(ちゅうちょ)もありません。
「スイレン派」なら、葉は出来るだけそのまま残して、メダカに我慢を強いることと思います。
そんな「メダカ派」の自分でも、睡蓮の花が咲くとなぜか嬉しくなってしまうのです。
そして、梅雨の雨に打たれた睡蓮の花はとても風情があるのです。
もうすぐ散りゆく定めの睡蓮の花が、雨に打たれながらも健気に咲いている。その佇(たたず)まいに人生を感じてしまうのは私だけでしょうか。(まあ、かなり日本人的な感覚ですけどね。)
それにしても、何故か我が家の睡蓮の花は、毎年、梅雨時に開花して梅雨が明けた頃には、睡蓮の開花が終わってしまうのでした。
(「メダカ派」の自分は、メダカへの影響があってはいけないと考えて、睡蓮には一切、肥料を与えていません。こんないい加減な睡蓮栽培ですから、何回も花が咲くことだけを期待するのは、睡蓮にはとても失礼なのですが・・・)
そう言えば、以前、熱帯睡蓮を屋外水槽で栽培をしていましたがとても驚いたことがありました。
▲熱帯スイレンです。
なんと熱帯睡蓮が12月に開花したのです。さすがに元気はあまりなかったのですが、熱帯睡蓮の花期が長いことにビックリです。
▲季節はずれの12月の開花です。ちょっと元気がありません。
このように「メダカ派」の自分も睡蓮の花を存分に楽しんでいるのでした。
皆さんもメダカの屋外飼育とともに睡蓮栽培を楽しんでください。
そして、ぜひ、睡蓮の花の周りを泳ぐメダカの様子を観察してくださいね。
「メダカ派」も「スイレン派」も、メダカ観察がますます楽しくなることと思います。
梅雨明けまでもう少し。(と思います。)
来たるべき夏に向けて、メダカの屋外飼育を楽しみましょう。
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