Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

水温上昇

スーパー猛暑の対処法!

IMG_4732

9月になっても猛暑が続いています。
今年の夏は、メダカの屋外飼育にとっては試練の日々となりました。
メダカの屋外飼育容器が直射日光を浴びると、水温がグングンと(この表現のとおりに・・・)上昇します。
容器の容量が少ない場合には40℃を超えるような水温になってしまいます。さすがに丈夫なメダカでも、耐えることが難しくなってきます。
人間でも体がおかしくなってしまうのですから、メダカが弱っても不思議はありませんよね。

7月25日に「メダカ屋外飼育水槽の水温上昇対策」を書いてから、このブログでも暑さ対策をいくつかご紹介しましたが、まだまだ暑さが続きそうです。
ということで、9月になりましたが、今回も実用的な水温上昇対策をご紹介します。

以前、緑のカーテンによる水温上昇対策をご紹介しました。
朝顔などを利用して簾の代わりにするものですが、今の我が家はこんな感じになっています。
IMG_4704

今はバケツ水槽を緑のカーテンの葉陰に置いているのですが、これがなかなか効果的です。
しかし、実用的になるまでには時間とスペースが必要ですから、万人向けではありません。

実は前回のブログでご紹介した「ラブリーなメダカ」を飼育している容器は、今は玄関の東側に設置してあり、午前中だけ日光が差し込む状況なのですが、午前中だけでもかなり水温が上昇しますから、水温上昇対策をどうにかしなければと思っていました。
水槽の様子はこんな感じです。
IMG_4710

とても暑そうですよね。
そして、この水槽に住む楊貴妃メダカです。
今は元気なのですが、さすがに心配になります。
IMG_4734

早速、仕事が休みですから、水温上昇対策を実行しました。
当初は水槽の移動を考えたのですが、我が家の庭に最適なものを発見したので、それを利用しました。

それは家人が栽培をしている鉢植えの植物です。
鉢には名立てがあり「カシワバアジサイ」と書かれています。どんな花が咲くのか、私には全然分かりません。
しかし、この鉢植えの植物を利用すれば、ちょうど良い簡易な緑のカーテンになりそうです。
早速、家人に断って、鉢の移動です。
するとこんな感じで見事に日陰を作ってくれました。
IMG_4709

早速、横から様子を確認しました。
すると、ちょうど水槽の半分は葉陰となり、ばっちりです。
IMG_4708

まさしく緑のカーテンですよね。
ECOっぽくて、自己満足です。
なんといっても、水槽を移動させるよりは、鉢植えの植物を移動する方が簡単です。必要でなくなれば、いつでも撤去できますしね。

今回のように鉢植え植物で簡易な緑のカーテンをつくる場合のポイントは、葉が大きくて、背丈が高い植物を使うことだと思います。
水温上昇対策を考えていて、鉢植えなどを置くスペースがある方は、ぜひ来年に向けて検討してみてください。

そして、我が家のヒメダカを飼育している大きな睡蓮甕(スイレンガメ)は、庭石と柊(ヒイラギ)の木の陰に設置してありますが、やはりかなり日光を遮ってくれています。
IMG_4728

せっかくの屋外飼育ですから、出来れば、自然の力で水温上昇対策を行いたいものです。

にほんブログ村 観賞魚ブログ メダカへ
にほんブログ村
▲素敵なメダカブログがたくさんありますよ! とても参考になります。

夏場の水温上昇対策(その2)

前回に引き続き、屋外水槽の水温上昇対策について書きます。
実は前回の記事で我が家で行っている簾(スダレ)による水温上昇対策をご紹介しました。
しかし、この方法は昼間に家にいて、天候の様子でこまめに対応できる方にお奨めの方法で、私のように昼間は仕事で留守にしている場合には、若干、不都合があります。
というのも曇りや雨の日のような日を遮る必要がない時にも、簾をはずすことができませんし、簾がそのままになってしまうため、先日のような大雨で風が強く吹いた日には簾がとばされてしまったりします。

ということで、別の水温上昇対策である、日中、日が陰る場所への水槽移動を行いました。
家の東側の軒下への移動です。
P7316976

P7316975
先日のブログでご紹介したように午前に日が当たり、午後には日が陰る場所です。

今日の午前11時。外気温が34℃という状況で、移動した屋外水槽の水温を調べてみました。
ちょうど屋外水槽の設置場所が、日が陰り始めたタイミング(上の写真)です。

まずプラ船です。
P7316953
水温は30℃でした。

そして睡蓮鉢です。
P7316964
こちらも30℃です。
まあ、合格ですね。
午後は日が当たりませんから、大丈夫です。
メダカたちも元気に泳いでいます。

次は楊貴妃の水槽です。
実はこの水槽は午前中は日が当たらずに、午後に2時間程度日が当たる場所に設置してあります。
日中で一番、気温があがる午後に日が当たるわけですから、良い場所ではなく、皆さんにもお勧めできませんが、日が当たる時間が短いため、そのままにしてあります。

早速、水温計で測ってみると・・・・
P7316967
なんとなんと水温25℃です。適温です。

P7316970
メダカたちも元気です。
午後には水温が上がってくるはずですが、ご覧のように水生植物が繁茂していますから日陰をつくりますし、ますは大丈夫でしょう。

最後にメダカ池です。
P7316972
水温24℃でした。こちらも適温です。
メダカ池は水が流入していますから、水温についてはまったく心配していません。

ということで、いまのところは我が家の水温上昇対策は成功しているようです。
前回にも書きましたが、夏場の水温上昇対策は屋外飼育ではとても大事になります。
天気予報では、猛暑がしばらく続くようですから、まだまだ気を抜くことはできません。というか、これから8月になりますし、いよいよ本番ということなのでしょう。

皆さんもかわいいメダカたちのために大変ですが頑張ってくださいね。

にほんブログ村 観賞魚ブログ メダカへ
にほんブログ村
▲素敵なメダカブログがたくさんありますよ! とても参考になります。
アクセス数(PV)累計
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

訪問者数(ユニークユーザ数)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

過去のブログ記事
記事検索
【ブログランキング】
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
  • ライブドアブログ