9月になっても猛暑が続いています。
今年の夏は、メダカの屋外飼育にとっては試練の日々となりました。
メダカの屋外飼育容器が直射日光を浴びると、水温がグングンと(この表現のとおりに・・・)上昇します。
容器の容量が少ない場合には40℃を超えるような水温になってしまいます。さすがに丈夫なメダカでも、耐えることが難しくなってきます。
人間でも体がおかしくなってしまうのですから、メダカが弱っても不思議はありませんよね。
7月25日に「メダカ屋外飼育水槽の水温上昇対策」を書いてから、このブログでも暑さ対策をいくつかご紹介しましたが、まだまだ暑さが続きそうです。
ということで、9月になりましたが、今回も実用的な水温上昇対策をご紹介します。
以前、緑のカーテンによる水温上昇対策をご紹介しました。
朝顔などを利用して簾の代わりにするものですが、今の我が家はこんな感じになっています。
今はバケツ水槽を緑のカーテンの葉陰に置いているのですが、これがなかなか効果的です。
しかし、実用的になるまでには時間とスペースが必要ですから、万人向けではありません。
実は前回のブログでご紹介した「ラブリーなメダカ」を飼育している容器は、今は玄関の東側に設置してあり、午前中だけ日光が差し込む状況なのですが、午前中だけでもかなり水温が上昇しますから、水温上昇対策をどうにかしなければと思っていました。
水槽の様子はこんな感じです。
とても暑そうですよね。
そして、この水槽に住む楊貴妃メダカです。
今は元気なのですが、さすがに心配になります。
早速、仕事が休みですから、水温上昇対策を実行しました。
当初は水槽の移動を考えたのですが、我が家の庭に最適なものを発見したので、それを利用しました。
それは家人が栽培をしている鉢植えの植物です。
鉢には名立てがあり「カシワバアジサイ」と書かれています。どんな花が咲くのか、私には全然分かりません。
しかし、この鉢植えの植物を利用すれば、ちょうど良い簡易な緑のカーテンになりそうです。
早速、家人に断って、鉢の移動です。
するとこんな感じで見事に日陰を作ってくれました。
早速、横から様子を確認しました。
すると、ちょうど水槽の半分は葉陰となり、ばっちりです。
まさしく緑のカーテンですよね。
ECOっぽくて、自己満足です。
なんといっても、水槽を移動させるよりは、鉢植えの植物を移動する方が簡単です。必要でなくなれば、いつでも撤去できますしね。
今回のように鉢植え植物で簡易な緑のカーテンをつくる場合のポイントは、葉が大きくて、背丈が高い植物を使うことだと思います。
水温上昇対策を考えていて、鉢植えなどを置くスペースがある方は、ぜひ来年に向けて検討してみてください。
そして、我が家のヒメダカを飼育している大きな睡蓮甕(スイレンガメ)は、庭石と柊(ヒイラギ)の木の陰に設置してありますが、やはりかなり日光を遮ってくれています。
せっかくの屋外飼育ですから、出来れば、自然の力で水温上昇対策を行いたいものです。
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