昼間はまだ汗ばむこともありますが、朝・晩はめっきりと秋らしくなりました。
こんな秋の夜、屋外飼育水槽の睡蓮甕を覗き込むと、睡蓮の葉の根元に糸状藻が大量に発生していることに気がつきました。
また、コウホネの水槽でも同様に糸状藻が発生し、ヒメダカたちは糸状藻の下で苦しそうにしています。糸状藻をウィローモスと思えば良いのかもしれませんが、まあ無理でしょうね。
とにかくこれはピンチです。
糸状藻は他の藻類と同様に、餌のやりすぎなどで富栄養化した水に光が十分に当たるような環境が発生原因となるようです。
対策としては、適度な水換えやヤマトヌマエビなどの投入などの方法があります。
しかし睡蓮甕にはクロメダカとともに昨年からヤマトヌマエビを飼育していますが、ヤマトという生物兵器でも今回のこの藻の駆除は難しかったようです。(ヤマトヌマエビの大量投入という手もありますが・・・・。)
もしかしたら、秋を迎えて少し元気が無くなった水生植物に専用の化成肥料を与えたことから水が富栄養化して糸状藻の大発生につながったのかもしれません。
ということで、今回はピンセットで除去することとしました。
すると大量の藻が気持ちよく取れます。
もちろん完全に除去することは出来ませんが、とりあえずすっきりとしてきました。
するとどこかに隠れていたヤマトヌマエビたちが姿を現して、残っている藻をツマツマし始めるのでした。
それにしてもこの糸状藻、完全に除去することは難しいですよね。
何とか対策を考えなければ・・・・。難題です。
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