Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

秋のメダカの食欲の検証(実践編)

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秋が少しずつ深まり、朝の気温が10度近くまで冷え込むようになってきました。
気温が下がれば、当然、水温も下がってきます。

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▲秋が深まってきました。

メダカは、水温が10度を超えないような状況になると、水底でジッと動かずにいて餌をほとんど食べなくなります。魚類は変温動物ですから水温が下がると活性が落ちるのです。
冬になれば水温がずっと10度を下回るような状況になりますから、メダカは活性が落ちてしまい、水底あたりや水性植物の陰でほとんど動かないような状態が続きます。

秋のメダカの食欲と餌の与え方については、10月10日の記事で書いてみました。
 秋のメダカの食欲(秋の餌やりの考察)

今回の記事は実践編として、秋のメダカの食欲について、実際にメダカに餌を与えて検証してみましたので、その結果をお伝えします。

まずは、メダカ池です。
10月28日。朝8時。メダカ池の水温は13.7℃でした。

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 ▲水温が14℃近くありました。

与える餌の量は、食欲の確認のためですから、ほんの一(ひと)摘(つま)み程度の量を2回分与えました。
簡単に言うと二摘みですね。

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▲ごく少々の餌です。この量を2回分与えました。

フロートタイプの餌ですから水面を餌が漂います。

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 ▲餌が水面を漂います。

すると、待ってましたとばかりに、水底や水性植物の陰からメダカたちが現れて、スルスルっと水面近くまで浮上してきました。そして次々と餌を食べ始めました。

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 ▲メダカたちが水面近くまで浮上してきました。

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▲次々と餌を食べ始めます。

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▲餌が減ってきました。

もちろん初夏や夏場の頃の旺盛な食欲ではありませんが、この様子では、まだ食欲はあるようです。良かった!

次は、ジャンボタライの様子です。

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▲ジャンボタライです。

水温は摂氏11℃。メダカ池よりも3℃近くも低く、ちょっとビックリしました。

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▲水温は11℃でした。 

メダカたちは、水面近くではなく水底あたりにいて、あまり動きがありません。

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このジャンボタライにはメダカは10数匹いるのですが、水温が低いことから与える餌の量は食べ残すことも考えて、ほんの一摘み程度のごくごく少量にしました。

餌を与えると待ってましたとばかりに1匹のメダカが水面まで浮上してきて餌を食べ始めました。

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 ▲餌を与えると、1匹のメダカが浮かび上がってきました。

その様子を水底で伺っていたのでしょうか、次々と他のメダカが水面まで浮上してきて餌を食べ始めました。

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どうやら、水温11℃でも食欲はあるようです。
2分程度で餌はなくなってしまいました。

日中の水温が上がった時にメダカに食欲があるのは理解できるのですが、10℃近くまで下がった水温でも食欲があることには、ただただ驚きました。
やはり日中は20℃あたりまで気温が上がりますから、まだメダカの活性はあまり落ちていないようです。
今回の結果ですが、メダカ飼育者でありメダカ観察者の自分にとっては、餌やりと観察の楽しみがまだ続いていることが確認できて嬉しい状況なのです。

そして、メダカたちには、厳しい冬を乗り切るためにも、今の時期にしっかりと食べて体力を蓄えて欲しいと思っています。

ここで注意点を。
このような状況に浮かれてしまって、餌を与えすぎないようにくれぐれも注意をしてください。←自分への戒(いまし)めなのです。

餌の与え方については、10月10日の記事を参考にしてみてくださいね。
では、また次回。





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メダカに鯉(こい)の餌を与えると・・・

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先日のことです。

メダカの食欲がMAXのこの時期、その日2回目の餌をメダカに与えようと屋外水槽に向かいました。

通常なら市販のフロートタイプの餌を与えるのですが、ふと思いついていつもと違う餌を与えてみようと考えました。

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▲向かって左がフロートタイプ、右が顆粒タイプの餌

メダカの餌以外で、メダカが好んで食べる餌としては例えばアカムシやイトミミズがあります。

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▲アカムシを与えたときの様子

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▲イトミミズを与えたあときの様子

これらの餌は、メダカへのおやつのような感覚で与えているのですが、今回はいつもと少し趣(おもむき)を変えて鯉の餌(小粒)を与えてみることにしました。

我が家では鯉を飼育していますので、鯉の餌は豊富にあります。
この小粒の鯉の餌ですが、鯉にとっては一口で食べることができますが、メダカにとっては大きすぎてとても口に入るサイズではありません。メダカにとっては、小粒ではなく、巨大粒という感じでしょうか。
しかし、メダカたちはこの餌が大好きなので時々、この餌を与えています。
因みに食欲があまり無い時期にこの餌を与えると、食べきることができずにそのまま残ってしまいます。しかし、水温が上がって産卵期真っ盛りの今は、メダカの食欲がMAXですから大丈夫なのです。

まずは、大型ポリバケツです。

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この水槽ではクロメダカやブチメダカを飼育しています。
この水槽に鯉の餌(小粒)を一粒、水面に落としてみました。
すると・・・

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まずはクロメダカが餌をつつき始めました。
そして、ブチメダカも現れて、争うように食べ始めるのでした。

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う〜ん、この食欲は見ているだけで嬉しくなってしまいます。
物を食べる様子を観察することは、何故、こんなに楽しいのでしょうか。

次はヒメダカの飼育水槽です。

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同じように餌を落とすと、餌にヒメダカたちが争うように群がり始めました。
そして、餌はメダカに押されて水槽の隅の縁の影に隠れてしまいましたが、もちろん、メダカたちは諦めません。縁の影に隠れた餌に群がります。

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いや〜、楽しすぎます。

最後は幼魚の水槽(ジャンボタライ)です。

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幼魚の口には、今回の餌はあまりにも大き過ぎますが、どうでしょうか。
餌を落とすしてみると・・・。
やはり、見る間にメダカたちが餌に群がりはじめました。

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メダカたちが餌に群がり押し合っています。餌はメダカに押されてあちらに行ったり、こちらに来たり。まるで祭りの神輿(みこし)のように移動しています。
メダカたちの様子は、あの凶暴はピラニア軍団のようですね。
やがて、餌は水を含みますから少しずつ柔らかくなっていきます。メダカたちの食欲は衰えることがなくて、餌はメダカに食べられて少しずつ小さくなっていくのでした。

メダカの食欲、恐るべしなのです。

今回は、メダカに鯉の餌を与えた時の様子をレポートしました。

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メダカへの餌やりの様子を観察することは、メダカ飼育での大きな楽しみの一つです。
時にはいつもと違う餌を与えて、メダカの様子を観察をしてみてください。
メダカは雑食性ですから、水面に浮かぶ物はまずは口に入れてみようとチャレンジします。観察のチャンスなのです。

しかし、くれぐれも餌の与え過ぎは水質悪化に繋がりますから、ご注意を。

メダカの屋外飼育を楽しみましょう。

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