Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

餌用メダカ

「餌用メダカ」を「観賞用メダカ」として飼育すること

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「メダカ屋外飼育ガイド」を読みたい方は上の画像をクリックしてください。

前回の記事「ヒメダカの屋外飼育もオススメです」の中で、日本で一番流通している魚は「ヒメダカ」とご紹介しましたが、実はメダカは飼育するためだけではなく、別の用途でも流通しています。

なんと、大型熱帯魚の餌(生き餌)としても販売されているのです。餌用のメダカです。

今回はこの「餌用メダカ」について書いてみます。
(以前、一度、記事にしていますが、改めてご紹介します。)

下の写真は、以前にネットで注文し購入した餌用メダカです。
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なぜ餌用メダカを購入したのかというと価格が安かったことと、どんなメダカが送られてくるのかとても興味があったからなのですが、実際に餌用メダカとして送られてきたメダカはメダカ飼育の定番中の定番品種の「ヒメダカ」なのでした。

体形もしっかりとしていて肥えていて、体色もバッチリと良い色艶(いろつや)です。
とても元気で、観賞用として販売されているヒメダカと何ら遜色(そんしょく)がないのでした。とても餌として食べられてしまうメダカには見えないのです。
「う〜ん、餌用メダカもなかなかやるなぁ〜」(変な表現ですが・・・)と関心しました。

早速、睡蓮鉢に入れました。
すると・・・、「餌用メダカ」がアッという間に「観賞用メダカ」に早変わりです。P5179096
▲睡蓮鉢を泳ぐ餌用ヒメダカ 

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▲元気です。

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▲「餌用ヒメダカ」⇒「観賞用メダカ」にレベルアップ

この経験から、餌用メダカはメダカ購入時の選択肢としても大丈夫と思っていましたし、ブログの記事でご紹介したのですが、世の中、そんなに甘くはありません。

実は昨年、メダカ池で飼育するメダカの多くが寿命で☆となり、徐々に飼育数が減ってしまいました。そこでメダカ池で飼育するメダカの数を増やそうと、安易に「餌用メダカ」の購入を思いついたのです。

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▲一昨年のメダカ池の様子(このメダカたちが徐々に☆に・・・。あぁ!)

再びネットで注文したのですが、前回とは異なる別のショップからの購入でした。
指定日に餌用メダカが到着しました。
送られてきたメダカの品種はほとんどがヒメダカでブチメダカが少し混じっているという感じです。
しかし、到着時にすでに☆となってしまったメダカが数匹いました。死着です。そして何よりも驚いたのはメダカ全体がかなりやせ細っていたことです。

う〜ん、失敗です。安易に手を出した自分の責任なのですが・・・。
メダカに負荷がかからないように慎重に水合わせをしてメダカ池に投入しました。
「餌用メダカ」は痩せていますから、メダカ池の他のメダカと一緒にいてもすぐに判別ができるような状況です。
どうやら、販売業者(飼育業者)のところでは、餌用メダカの十分な世話が出来ていなかったようなのです。残念です。

しかし、「餌用メダカ」として販売されたメダカは、我が家に到着した瞬間から「観賞用メダカ」にGRADE UPしていますから、飼育者である自分としては責任を持ってしっかりと飼育をしなければなりません。
ということで、メダカ池で十分な餌を与えながら、飼育を続けたところ、今では他のメダカとの区別がつかないようになりました。(良かった〜!)
やはり、しっかりと愛情を持って飼育をすると、メダカは応えてくれます。飼育者冥利に尽きるのです。

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▲ここにいるヒメダカやブチメダカの多くが、元「餌用メダカ」だったのです。

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▲どのメダカが餌用メダカだったのかは今はまったく区別が付きません。

今回は「餌用メダカ」の購入の顛末と飼育について参考として記事にしてみました。

いろいろと書きましたが、「餌用メダカ」は当たり外れがありますから、興味本位で購入される方以外は「観賞用メダカ」の購入をオススメします。 ←「餌用メダカ」の購入をオススメした以前の記事と異なる結論となってしまいすみません。経験と失敗が人を少しずつ進歩させるのです。

しかし、どうしても
餌用メダカをネットで購入してみたいと思う方は、ショップの評価をしっかりと確認した上で、当たり外れがあることを前提とした上で購入をしてください。
餌用メダカにとっては、鑑賞用として購入されることで餌にならずに済むわけですから、命が永らえて良かったとも言えるのでしょうが、購入後の愛情のある飼育がとても大事になります。

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▲餌にならずにすんで良かったのです。

梅雨明けまでもう少しだと思います。
皆さんもメダカの屋外飼育を楽しんでくださいね。

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5月のメダカ飼育水槽(メダカの食欲と「餌用メダカ」の話)

5月も終盤です。
今の時期はメダカ屋外飼育にとって、最も飼育や観察が楽しい時期です。
なんといっても水温がメダカたちにとって適温ですから、当然、活性が上がっていますし、産卵・孵化の最盛期なのです。

今回は、そんな5月のメダカ飼育水槽の様子をご紹介しますね。
まずは、お馴染みの庭の睡蓮甕です。
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▲庭の睡蓮甕です。

睡蓮甕は玄関脇と庭にそれぞれ一つずつ設置してあるのですが、庭の甕のメダカたちは、いつも元気いっぱいです。
この頃は、朝6時過ぎに飼育水槽の様子を覗いてから出勤するのですが、まだ、日も当たっていないこの睡蓮甕のメダカたちは、スロットル全開という感じで泳ぎ回っています。
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今の時期は、メダカたちが健康かどうかを見極めるのは簡単です。
餌を与えてみれば一目瞭然で、食欲があるのかどうかを見るだけで、健康かどうかが判断できます。
この睡蓮甕のメダカたちの食欲はどうでしょうか。う〜ん、食欲がありすぎて怖いくらいです。
餌を与えると、まるでピラニア?と勘違いしそうなくらいの食欲で餌を食べます。
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▲メダカたちは一斉に餌に喰らいつきます。

そして、しばらくするとこんな感じにきれいに完食してしまいます。
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▲見事に完食です。

餌を与えて、メダカたちが餌をガツガツ・パクパクと餌を食べるのは健康の証拠です。
でも、不思議なことに隣り合った水槽で、元気に餌を食べてくれる水槽と、餌をあまり食べない水槽とに分かれることがあります。
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そんな時には、餌をあまり食べないメダカのいる水槽に何らかの問題がある場合があります。
例えば、水質が悪化していたり、メダカが病気になっていたり・・・。
むやみに気にする必要はありませんが、隣合った水槽で、メダカの食欲に差がある場合には少し注意が必要です。

次にご紹介するのは、睡蓮鉢のヒメダカたちです。
この鉢で飼育しているメダカたちは、我が家で産まれたメダカではなく大型熱帯魚などの「餌用」としてネット通販で(とても)安価に売られていたものを昨年、購入して育てているものです。
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▲昨年に購入した「餌用メダカ」です。

我が家のメダカは、卵から育てて飼育しているものがほとんどなのですが、時折、衝動的に新たなメダカを購入してしまう時があります。
といっても高価なメダカではなく、ほとんどが安価なヒメダカです。
特に餌用メダカは格安で販売されています。
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▲「餌用メダカ」を飼育している睡蓮鉢

「餌用メダカ」であっても、普通のヒメダカですから、飼育には何ら問題はありません。
ただし、ショップによっては、十分に餌を与えられていなかったような痩せたメダカが「餌用」として販売されていることもありますから注意が必要ですが、自分が昨年、購入したメダカたちは特に痩せていることもなく、我が家の水槽で元気に成長しています。
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▲元気いっぱいの「餌用ヒメダカ」なのです。

体型も健康そうですよね。
まあ、なんといってもメダカの中で最も丈夫で飼育しやすいヒメダカですからね。今ではすっかり「餌用」から立派な「観賞用」に大変身です。

最後に紹介するのは、ナガバオモダカの水槽です。
この水槽の容器は、ホームセンターで数百円で売られていたプランターです。
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▲ナガバオモダカの水槽です。

やはりナガバオモダはメダカ屋外飼育には最適ですよね。
次々とナガバオモダカが白い可憐な花を咲かせています。

素敵な水槽となりました。P5189254
▲ナガバオモダカの花

難点と言えば、メダカの写真が撮りにくいということでしょうか。
まあ、メダカたちにとっては関係ありませんけどね。

今回は我が家の飼育水槽の様子を中心にお伝えしました。とりとめのない記事になってしまい申し訳ありません。

ここで、ニュースです。
前回の記事で蕾の様子をお伝えした玄関脇の睡蓮甕の睡蓮がついに今週初めに開花しました。
残念ながら、日中は仕事ですから咲いた花の様子は撮影できませんでしたが、既に次の蕾が水面に顔を出しています。次はぜひ、仕事が休みの日に合わせて開花して欲しいものですが、どうなるのでしょうねぇ。
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▲朝、出勤する頃の睡蓮の様子。昼間に花を開いた様子は残念ながら撮影できませんでした。

さて、6月になるといよいよ梅雨を迎えますから、雨対策が必要となりますし、晴れると夏日や真夏日となることもあり、そろそろ水温上昇対策が必要となってきます。
梅雨入り前の今の時期にメダカ観察を十分に楽しみたいものですよね。
(今日は土曜日なのですが、自分は仕事です。あぁ残念!こんなに良い天気なのに・・・。悲しい現実なのでした。)
メダカの屋外飼育を楽しみましょう!
では、また次回。


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