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先日のことです。

メダカの食欲がMAXのこの時期、その日2回目の餌をメダカに与えようと屋外水槽に向かいました。

通常なら市販のフロートタイプの餌を与えるのですが、ふと思いついていつもと違う餌を与えてみようと考えました。

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▲向かって左がフロートタイプ、右が顆粒タイプの餌

メダカの餌以外で、メダカが好んで食べる餌としては例えばアカムシやイトミミズがあります。

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▲アカムシを与えたときの様子

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▲イトミミズを与えたあときの様子

これらの餌は、メダカへのおやつのような感覚で与えているのですが、今回はいつもと少し趣(おもむき)を変えて鯉の餌(小粒)を与えてみることにしました。

我が家では鯉を飼育していますので、鯉の餌は豊富にあります。
この小粒の鯉の餌ですが、鯉にとっては一口で食べることができますが、メダカにとっては大きすぎてとても口に入るサイズではありません。メダカにとっては、小粒ではなく、巨大粒という感じでしょうか。
しかし、メダカたちはこの餌が大好きなので時々、この餌を与えています。
因みに食欲があまり無い時期にこの餌を与えると、食べきることができずにそのまま残ってしまいます。しかし、水温が上がって産卵期真っ盛りの今は、メダカの食欲がMAXですから大丈夫なのです。

まずは、大型ポリバケツです。

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この水槽ではクロメダカやブチメダカを飼育しています。
この水槽に鯉の餌(小粒)を一粒、水面に落としてみました。
すると・・・

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まずはクロメダカが餌をつつき始めました。
そして、ブチメダカも現れて、争うように食べ始めるのでした。

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う〜ん、この食欲は見ているだけで嬉しくなってしまいます。
物を食べる様子を観察することは、何故、こんなに楽しいのでしょうか。

次はヒメダカの飼育水槽です。

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同じように餌を落とすと、餌にヒメダカたちが争うように群がり始めました。
そして、餌はメダカに押されて水槽の隅の縁の影に隠れてしまいましたが、もちろん、メダカたちは諦めません。縁の影に隠れた餌に群がります。

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いや〜、楽しすぎます。

最後は幼魚の水槽(ジャンボタライ)です。

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幼魚の口には、今回の餌はあまりにも大き過ぎますが、どうでしょうか。
餌を落とすしてみると・・・。
やはり、見る間にメダカたちが餌に群がりはじめました。

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メダカたちが餌に群がり押し合っています。餌はメダカに押されてあちらに行ったり、こちらに来たり。まるで祭りの神輿(みこし)のように移動しています。
メダカたちの様子は、あの凶暴はピラニア軍団のようですね。
やがて、餌は水を含みますから少しずつ柔らかくなっていきます。メダカたちの食欲は衰えることがなくて、餌はメダカに食べられて少しずつ小さくなっていくのでした。

メダカの食欲、恐るべしなのです。

今回は、メダカに鯉の餌を与えた時の様子をレポートしました。

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メダカへの餌やりの様子を観察することは、メダカ飼育での大きな楽しみの一つです。
時にはいつもと違う餌を与えて、メダカの様子を観察をしてみてください。
メダカは雑食性ですから、水面に浮かぶ物はまずは口に入れてみようとチャレンジします。観察のチャンスなのです。

しかし、くれぐれも餌の与え過ぎは水質悪化に繋がりますから、ご注意を。

メダカの屋外飼育を楽しみましょう。

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