Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

10月

リセット中の水槽で発見したのは・・・。

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「メダカ屋外飼育ガイド」を読みたい方は上の画像をクリックしてください。

この記事で何回もご紹介している「ジャンボタライのビオトープ」の隣に市販の屋外水槽を設置しています。

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▲この水槽の話です。

この水槽ですが、8月の後半頃から厄介な糸状藻が繁茂しすぎたことから、思い切ってリセットをすることにしました。
鉢植えのナガバオモダカを別の水槽に移し、メダカとミナミヌマエビを網で掬った後、この水槽の水を落としました。
その後、できるだけ早く水槽の掃除をして立ち上げたかったのですが、いろいろと忙しくてしばらくそのまま放置してしまいました。

先日のことです。
この放置した水槽に知らぬ間に水が2cmほど溜まっていることに気が付きました。
どうやら雨水が溜まってしまったようです。

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▲知らぬ間に水が溜まっていました。

このままにしておくと、雨が降れば更に水が溜まりそうですし、ボウフラが湧く可能性があります。

ということで、溜まった水を落とそうとしたのですが、その時に水の中を動く小さなものを見つけました。

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▲この水槽を目を凝らして観察すると・・・

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▲何やら動くものが。

なんと、メダカの稚魚です。
もしかしたら、もっといるのかもしれません。
しっかりと目を凝らしてさがしてみると・・・、いました。その数、5匹。

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▲メダカの稚魚です。

メダカの稚魚はとても小さくて「針子」とも呼ばれるとおり針の先ほどの大きさですから、しっかりと観察しないと見つけることが難しいのです。

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▲なぜここに稚魚がいるのでしょうか。

う〜ん、一体全体、この稚魚はどこから来たのでしょうか。
この水槽は水を落としたのですが、底石に使用していた砕石の間にごく少量の水が残っていましたから、そこにあった糸状藻に卵が産み付けられていて、それが孵化したとしか考えられません。

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▲元々、砕石の間には水が残っていました。

それにしても素晴らしい生命力です。
こんな場所で生き残っていたこととだけではなく、産卵期がほぼ終わったこの時期(10月半ば)にメダカの稚魚を見ることができたことに感動しました。

そして、更に驚くことが・・・。
メダカの稚魚を発見した夜、ジャンボタライビオトープの夜間観察後に、この水槽をライトで照らしてメダカの稚魚を観察しようとしたときのことです。

稚魚はすぐに見つかりましたが、水底の砕石の間に何やら赤い生き物が。
なんとミナミヌマエビ(赤い体色の個体)でした。

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▲ミナミヌマエビも発見。

探してみると3匹いました。ビックリしました。
このミナミヌマエビも砕石の間のごく僅かな水の中に身を潜めていたのでしょう。
驚くべき生命力です。
もしかしたら、更にメダカやミナミヌマエビが生き残っているのかもしれません。

いずれにしても、この水槽の水を落とした時に、しっかりと最後まで確認しなかった自分の責任を痛感しました。もう生き物は残っていないと勝手に思い込んでしまっていたのです。


しばらくの間は、このまま稚魚たちを飼育してみたいと考えています。
皆さんも水槽のリセット時には、最後までしっかりと残っているメダカやエビがいないのかどうか確認をしてくださいね。
では、また次回。


※ビオトープづくりに興味のある方は、どうぞ下の動画を御覧ください。






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10月のメダカ屋外飼育

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▲10月のメダカたち

10月の屋外飼育の注意点について書いてみます。
まず、9月の屋外飼育とどこが違うのでしょうか。
一番の違いは、やはり水温です。
9月は残暑で30度を超える高水温になることもありますが、10月になると朝晩を中心に気温も少しずつ低くなり、気温に連動して水温も低くなってきます。
水温が20度を下回ってくるとメダカの食欲も落ちてきますから、出来れば日中の水温が上がっているタイミングで餌を与えたいものです。
まあ実際には、10月の日中であればメダカたちはまだまだ旺盛な食欲を示すと思いますから、餌やりを楽しんでください。
この時期は、冬越えのためにメダカが体力を蓄える時期なのです。

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▲ヒメダカが気持ちよく泳いでいます。

残念なことは、メダカ飼育の大きな楽しみである産卵が終わりとなってしまうことです。
屋外飼育のメダカは自然界のメダカとほぼ同じライフサイクルとなり、産卵期も終わってしまうのです。

そして、9月に産卵した卵が10月になってから孵化することもありますが、屋外飼育ではこれからの時期は、稚魚はあまり成長しないまま冬に突入することとなります。
稚魚たちには、冬を迎える前に出来るだけ成長して欲しいものです。

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メダカの屋外水槽の設置場所ですが、10月は夏のように水温上昇に気を使う必要はありませんから、冬に備える意味でも日当たりの良い場所に設置をしてください。
そして秋の陽射しを浴びて泳ぐメダカたちの観察を楽しみましょう。

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▲秋の日差しを浴びて泳ぐメダカたち。

基本的に10月のメダカ飼育は、他の季節よりもメダカを飼育しやすい季節です。産卵という大きな楽しみはありませんが、餌やりなどでメダカ観察を楽しんでくださいね。

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朝晩の気温が下がり、すっかり秋めいてきました。
通勤時の電車の中では、風邪を引いたのか咳をしたりマスクを掛けている方もチラホラと見かけます。皆さんも風邪などを引かずに、秋のメダカ飼育を楽しんでくださいね。
では、また次回。

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