Tokuzeのメダカ飼育日記(屋外でメダカを飼おう!)

メダカやタナゴ、ドジョウなどの屋外飼育の楽しさを写真と文章でお伝えします。屋外飼育を楽しみましょう!

飼育方法

夏場の屋外水槽の管理(水温の管理)

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「メダカ屋外飼育ガイド」を読みたい方は上の画像をクリックしてください。



オリンピックが開会しました。
無観客での開催は残念ですが、テレビ観戦でも熱い闘いの様子が伝わってきます。
自分はサッカーと卓球、テニスを楽しみにしていますが、皆さんはどの種目を応援されるのでしょうか。
日本の活躍を期待しています。応援しましょう。

さて、オリンピックに熱くなってしまいますが、メダカの屋外飼育水槽も今の時期はかなり熱くなっています。
梅雨が明けて真夏の日光を浴びて、水温がグングンと上昇しているのです。

メダカは温帯の魚ですから温度の変化には強いため、水温が30℃を超えてもメダカがすぐに★になってしまうわけではありませんから、飼育者としては大丈夫だと思ってしまいがちです。
しかし、高水温の状態が続くとメダカは徐々に弱ってしまいます。

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▲こんな水温はNGです。

ということで、今の時期は水温管理がとても重要です。
水温管理の基本は、飼育水槽に直射日光を当てる時間をできるだけ短くするということです。
一番簡単な方法は、水槽を日陰に設置することですが、出来ない場合には、様々なやり方で日陰を作ることとなります。
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▲蓮の葉が日陰を作ります。

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▲簾(すだれ)で日陰を作ります。

過去(2015年)に自分が計測した飼育水槽ことの夏場の気温と水温の変化です。
計測した時間は次のとおりです。
(9時⇒11時⇒14時⇒16時)
赤字が最高気温です。

まず、気温の変化です。
(気温)

 36度 ⇒ 39度 ⇒ 40度 ⇒ 36度

非公式ですが、この時に我が家の気温は40℃を記録しました。温度計が壊れているのか疑いたくなるような気温です。
こんな猛暑というか酷暑の日、飼育水槽の水温は次のとおり変化しています。


(プラ船水槽)
 ※午前中は日があたり、午後は日陰になります。

 30.3度 ⇒ 31.6度 ⇒ 28.9度 ⇒ 28.5度

(ベジタブルプランター)
 ※1日中、日があたっています。

 29.3度 ⇒ 32.8度 ⇒ 30.5度 ⇒ 29.8度

(睡蓮瓶)
 ※午後に日が当たります。

 24.8度 ⇒ 27.1度 ⇒ 30.8度 ⇒ 30.2度

P7263706
▲庭に設置している睡蓮瓶の最高水温は14時に計測した30.8℃でした。

(メダカ池)
 ※流水環境です。

  23.8度 ⇒ 24.9度 ⇒ 26.2度 ⇒ 25.7度

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▲流水環境のメダカ池は14時で26.2℃でした。

この計測結果で分かるとおり、日があたっている時間には水温が30℃を超えています。やはり水温上昇を抑えるためには日光を遮ることが重要なことがわかります。(メダカ池のような流水環境は水温上昇をかなり抑えてくれますが、この環境は特殊ですから参考程度として考えてください。)

そして、厳密に言えば水槽の容量が水温上昇に影響します。
簡単に言えば、大きな水槽と比べると小さな水槽の方が水温が上がりやすいのです。


屋外飼育水槽の水温上昇対策には様々な方法があります。

その方法は、下記のリンク先を御覧ください。
CLICK屋外飼育水槽の水温上昇対策(再々掲)


動画でもご紹介していますので、動画を見ることが出来る方はぜひ御覧ください。





夏場は水温上昇だけではなく、水質の悪化、水草や藻の繁茂、そして水槽の水の減り方など「水」に関連した注意点が多くあります。
これらの問題には水温が大きく関わっていますので、まずは水温上昇対策を適切に行なってください。
メダカの屋外飼育を楽しみましょう。




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GWのメダカ屋外飼育3つトピック(コウホネ・瓶・稚魚)

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今回の記事では、我が家のメダカ屋外飼育での3つのトピックをご紹介します。

1 コウホネの開花
メダカ池ですが、4月の後半からコウホネの花が咲き始めました。
コウホネは、スイレン科の水性植物で、漢字で河骨と書きます。
漢字だけを見ると不気味ですが、由来はコウホネの地下茎が骨のように見えることから名付けられたようです。
花は小振りで可憐な黄色い花です。

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▲開花したコウホネ

コウホネの花_Fotor
▲この写真は、以前のものです。

コウホネの開花とともに、メダカ池も初夏の装いに 少しずつ衣替えをしていきます。
もう少しするとカモンバが繁茂してくると思います。カモンバの緑の森をメダカがゆったりと泳ぐ様子を見ることが楽しみです。


2 瓶(かめ)のビオトープを作りました。
庭でメダカを飼育していた瓶(かめ)ですが、糸状藻が繁茂してしまったため、リセットすることとしました。
糸状藻を駆逐するためにミナミヌマエビを入れたりしてみましたが、効果はなく、割り箸などを使って除去を繰り返してきましたが、生長が早くて自分の除去が追いつかず、繁茂してしまいました。

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▲糸状藻が繁茂した瓶(かめ)

そこで、思い切ってリセットすることとしたのです。

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▲水を抜いてよく洗って藻を落とし、しばらく日干しをしました。

せっかくリセットするなら、従来の睡蓮だけではなく新たな水草を導入することとしました。
そして、我が家のジャンボタライビオトープと同じ様に、浅瀬部分を作ることとしました。
そして、作った新たな瓶のビオトープがこれです。

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▲完成した瓶のビオトープ

水深がある部分で睡蓮を栽培し、浅瀬に水草を植えてメダカの観察スペースにしました。
なかなか素敵な感じに出来ました。(自己満足ですが・・・)


3 稚魚の屋外デビュー(親メダカとの同居)
3月の後半から産卵が始まりました。その後、屋内のエビ水槽(26℃程度に加温しています。)で孵化させて飼育をしてきました。
稚魚たちは順調に成長し既に数匹の個体が1cm程度まで成長しました。ここまで成長すれば、親メダカとの同居が出来そうです。

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▲1cm程度まで成長した稚魚。

そこで、いよいよ念願の屋外デビューをさせることとしました。
飼育する場所は、上記で紹介している新たに作った瓶のビオトープです。
ゆっくりと水合わせ(水温と水質の慣らす作業)を行い、親メダカと同居させました。
初めは予想通り親メダカが稚魚を追い回したりしていましたが、その後は、そのようなことがなくなりました。親メダカとの同居が成功しました。
やはり、稚魚をある程度(1cm)程度まで成長させることが親との同居のポイントだと思います。
本当は稚魚だけで飼育していければ良いのですが、いくつもの水槽が欲しくなりますから無理ですよね。
これからも、他の稚魚も成長すれば、親メダカを飼育している水槽に移していきたいと思います。

今回の様子は次の動画で紹介しています。

動画を見ることが出来る方は、ぜひ御覧ください。



水温の上昇とともにメダカたちの食欲が増し、産卵も盛んに行うようになります。
メダカの屋外飼育がますます楽しい季節となってきました。
メダカの屋外飼育を楽しみましょう。

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